南島原市議会 > 2018-12-10 >
12月10日-04号

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  1. 南島原市議会 2018-12-10
    12月10日-04号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    平成30年 12月 定例会(第4回)第4日 12月10日(月曜日)出席議員(18名)       1番  中村哲康君    11番  小嶋光明君       2番  近藤一宇君    12番  黒岩英雄君       3番  田中次廣君    13番  中村一三君       5番  小林知誠君    14番  中村久幸君       6番  柴田恭成君    15番  下田利春君       7番  高木和惠君    16番  川田典秀君       8番  吉田幸一郎君   17番  吉岡 巖君       9番  隈部和久君    18番  井上末喜君       10番  松永忠次君    19番  林田久富君欠席議員(1名)       4番  金子憲太郎君説明のため出席した者の職氏名 市長        松本政博君    副市長       山口周一君 教育長       永田良二君    総務部長      渡部 博君 企画振興部長    伊藤幸雄君    市民生活部長    川島進一君 衛生局長      菅 三郎君    福祉保健部長    田口克哉君 農林水産部長    森崎一成君    建設部長      森永茂夫君 水道部長      金子邦彦君    教育次長      深松良蔵君 行革推進室長    栗田一政君    財政課長      米田伸也君 会計管理者     笹田 勝君    農業委員会事務局長 綾部洋一君 代表監査委員    宮崎 太君    監査委員事務局長  末續正司君議会事務局出席者 局長        林  誠君 書記        森山博之君 書記        永吉共泰君第4回定例会議事日程 第4号 平成30年12月10日(月)午前10時開議日程第1 市政一般質問月日質問者質問要旨ページ12月10日黒岩英雄議員1機構組織と庁舎再配置について1582市名変更について3外国人について4島鉄跡地について高木和惠議員1松本市長の政治姿勢について1712情報公開について3市民の声について (議案質疑)日程第2 議案第46号 南島原市議会議員及び南島原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について日程第3 議案第47号 南島原市ゲートボール場及びローンボールス場条例の一部を改正する条例について日程第4 議案第48号 南島原市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について日程第5 議案第49号 南有馬衛生センター改修工事請負契約の締結について日程第6 議案第50号 長崎県市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び長崎県市町村公平委員会共同設置規約の変更について日程第7 議案第51号 市道の認定について日程第8 議案第52号 市道の路線変更について日程第9 議案第53号 平成30年度南島原市一般会計補正予算(第4号)日程第10 議案第54号 平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) (質疑、受理)日程第11 報告第15号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)日程第12 報告第16号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について) (委員会付託)日程第13 各議案の委員会付託     午前10時00分 開議 ○議長(林田久富君)  おはようございます。 ただいまの出席議員数は17名であります。 金子憲太郎議員から欠席の届けが、吉岡巖議員から遅刻の届けがあっております。 定足数に達しておりますので、これより議事日程第4号により、本日の会議を開きます。 日程第1、市政一般質問を行います。 まず、12番、黒岩英雄議員の質問を許します。12番、黒岩英雄議員。 ◆12番(黒岩英雄君) (登壇) おはようございます。12番、黒岩英雄です。 一括質問で一括答弁のほうでお願いいたします。 大きく4項目あげております。まず一つは、機構組織と庁舎再配置について、それに市名の変更について、外国人について、島鉄跡地について、大きく四つですね。 まず、最初の機構組織と庁舎再配置について、これ前回も質問しておりましたので、前回の市長の答弁では、機構組織は市民の皆さんの利便と業務の効率化で検討しているということであったが、検討の成果をお聞きしたい。 3庁舎を効率よく利用し、例えば議会を南有馬庁舎へ移動するなり工夫したら、必ずしも増築は要らないのではないかと、これ私のほうから提案いたしました。その後、市としては検討されたのかどうか、お伺いしたいと思います。 2番目に、市名変更についてでありますが、これも最初からいろいろ言われておりましたけれども、合併して12年になりますが、いまだにやはり市名を変更できないかと。例えば、ブランド品を作るとか、いろんなやつにですね--とか、島原と間違えられるとか、そういった話をよく聞きます。 例えば、そういうのをもしする場合、住民が運動をする場合、どういった行政上の手続きが必要なのか、またそういう事例は全国的にあるのかどうか、そこら辺のところをお尋ねしたいと思います。 3番目に、外国人について。これは、私、ちょっと簡単なつもりで一応質問に上げていたんですけども、皆さんご存じのとおり、ここ2週間、私が一般質問を出してから、国会はこればっかりになってきたもんですけん、ちょっと質問の内容が変わってくるというか、詳しく質問するというような感じになってくると思いますので、特に担当部署のほうはよろしくお願いしたいと思いますが、これは国の問題じゃなくて、市の問題です。市に限定。本市について、国別はどういう所から来られているのか、あるいは就労者の数ですね、あるいは男女の別、あるいは職種別、こういうのを今日は詳しく知りたい。それによって、今後のことがありますので、ひとつよろしくお願いします。 特に、外国人が南島原で仕事をする場合に、どういった行政上の手続きをするのか、何かせんばいかんと話を聞いておりますので、そこら辺のこと。 それと、労働者、今、実習生と言っていましたけども、現実に労働力、これはもう国会でもやっております。そういった労働者が南島原にも足りませんとよく聞きます。実際、どのぐらい足りないのかね、あるいは先々どのぐらいの見込みで足りないのか、そこら辺をどのぐらい市として把握されているのか、そこら辺のところをお伺いしたい。 それと、そういうのに関連してですけども、外国人についてですね。それ、今、南島原に入って、いろいろ仕事をする人の話。 もう一つ、原城跡の世界遺産の観光やジオパーク等での本市への外国人観光客の人数や、そういう人たちにどういうおもてなしをされているのか。これは、今度はちょっと違いますね。在住じゃなくて、観光の人ですね。観光の外国人ですね。こういう人たちにはどういうことをしているか。シャトルバスやお土産品、こういったところはどういうふうに今されているのかなと、そういうところをお聞きしたいということで、内容はちょっと違うんですけども、外国人についてということで、両方あげております。 それと、島原鉄道跡地についてですけども、自転車道を造るという計画の説明がありましたが、道路の両端に柵かガードレールをずっとするのかどうかですね。そういった民間の所と区切りを何か造るのか。島鉄の鉄道が走っている場合、何の問題もありませんよね、もうぴしっと分かれていますんで。一般道路と自転車道路となった場合、どういった区別が必要なのかですね。だから、そこら辺を今のうちにはっきりさせておいてもらわんと、ちょっといろんな問題が起きるかなというようなことがありますので、そこら辺のところをお伺いしたいということです。 一応、壇上ではこの4項目、質問させていただきます。あとは、後で再質問に移りたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 一般質問の最終日でございますが、黒岩英雄議員のご質問にお答えをいたします。 最初に、機構組織と庁舎再配置についてのお尋ねでありますが、このことにつきましては、人口減少などの本市の置かれた現状や課題あるいはこれまで議員の皆様方からいただきましたご提案などを踏まえて、どのような組織にしたらよいか、またどのような庁舎の配置にしたらよいか、十分に検討を重ね、今回、その結果を機構組織の改編・庁舎再配置計画(案)という形で取りまとめたところでございます。 まず、主な機構組織の見直しにつきましては、現在の企画振興部を、地域づくりや産業振興などを担当する地域振興部に再編します。 また、市民生活部の環境課と衛生局、それに水道部を統合して環境水道部を設置し、環境衛生政策の総合的な推進機能を強化したいと考えております。 これにより、現在13あります部局を12部局に改編することとなります。 次に、庁舎の再配置につきましては、市民の皆さん方の利便性の向上と業務の効率化を基本として、庁舎の増築を含めた複数の配置案の検討を重ねてまいりました。 一方で、庁舎の再配置は、職員定員の適正化などの行財政改革を進めるために実施するものであり、また今後、市民生活に密着した多くの事業を進めなければならない状況において、相当規模の予算を伴う庁舎の増築は適切でないと判断したところでございます。 このようなことから、有家、西有家、南有馬の三つの庁舎を最大限に活用した上で、不足する庁舎面積を補うために、現在の衛生センター事務所空きスペースを利用することといたしました。 再配置する本庁部局につきましては、南有馬庁舎の建設部を有家庁舎に移し、農林水産部とあわせて事業部局を集約します。 また、有家庁舎の福祉保健部を南有馬庁舎に移し、教育委員会事務局とあわせて子育てに関連する部局を集約いたします。 それと、統合した環境水道部衛生センターに置き、環境衛生業務の効率化を図ることといたしております。 次に、市の名称変更に関する行政上の手続や他市の実例及びその次の本市在住の外国人の人数などに関するお尋ねにつきましては、後ほど担当部長から答弁をさせます。 最後に、島鉄跡地に計画している歩行者・自転車道路に関するお尋ねでありますが、歩行者・自転車道路の防護柵--これは柵やガードレール--の設置につきましては、関係法令などを遵守し、また利用者、歩行者などの安全性を考慮しながら計画していきたいと考えております。 私の本席での答弁は以上でございますが、不足の点につきましては自席で、またほかの質問につきましては関係部局長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。(降壇) ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  黒岩英雄議員のご質問にお答えをいたします。 市の名称変更の行政上の手続についてのお尋ねでございますが、この手続につきましては地方自治法に定められております。 まず、市の名称を変更しようとする時は、「あらかじめ都道府県知事に協議しなければならない。」とされているところでございます。この協議を終えた後に、条例で変更しようとする市の名称を定めることになります。 また、市がこの条例を制定した時は、直ちに都道府県知事に変更後の名称及び変更する日を報告しなければならないというふうにされております。 この報告を受けた都道府県知事は、直ちにその旨を総務大臣に通知することとなります。 この通知を受けた総務大臣は、直ちにその旨を告示するとともに、国の関係行政機関の長に通知することとなります。 以上が、市の名称を変更するための地方自治法に定められた手続きでございます。 次に、他の地方団体の名称変更の実例でございますが、平成18年4月以降の状況を調べましたところ、市町村合併、編入に伴って新たな名称が用いられた自治体が14でございます。また、人口の増加により、町から市になることに伴って名称が変更された団体が8でございます。それ以外に、自治体の名称が変更された事例は確認できませんでした。 なお、報道によりますと、兵庫県の篠山市におきまして……(発言する者あり)はい、今年の11月に、市の名称を丹波篠山市に変更することについての賛否を問う住民投票と同時に市長選挙が行われております。 その結果、変更に賛成することが多数となり、11月27日に市の名称を変えるための条例が可決されるなど、名称を変更するための動きが進められているということは承知しているところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  次に、本市に在留する外国人の国別、研修生、就労者、男女別、職業別での人数を詳しく知りたいとのことですが、本年11月29日現在で、国籍別では、人口の多い順に、ベトナム190名、フィリピン35名、中国22名、カンボジア21名、ミャンマー16名、アメリカ合衆国7名、韓国5名、インドネシア5名、そのほかに台湾、タイ、イギリス、カナダ、インド、イタリア、アイルランド、ロシアから、全体で313名が当市の住民票に記載をされております。 次に、研修生についてでございますが、研修の資格で在留する外国人は、現在のところおりません。 次に、就労者についてでございますけども、就労目的の在留資格別で、人数の多い順に、技能実習243名、教育11名、興行6名、国際業務2名、技能1名、特定活動1名の合計264名が当市の住民票に記載をされております。その他に、永住者などの在留資格の49名も就労可能でございます。 次に、男女別でございますけども、男性48名、女性265名でございます。 なお、住民票には職業や勤務先については記載をされておりませんので、職業別の人数は把握できておりません。 次に、本市に在住するための行政上の手続きについてのお尋ねでございますけども、当市に転入して14日以内に在留カードを持参して、転入届の手続きをしていただくということになります。以上です。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  市全体で、どのような職種で、どれくらいの人数が不足しているのか、また今後の見通しについてのお尋ねでありましたが、ハローワーク島原の情報によりますと、島原管内の有効求人倍率は、平成30年9月現在1.33倍であります。全体的に人手不足が深刻な状況となっております。 職種別でございますが、これも平成30年9月の求人倍率の高い順に、保安関係3.83倍、農林漁業2.61倍、介護・接客などのサービス業が2.31倍、看護師・医療技術などの専門職2.01倍、営業・販売職1.87倍、製造・加工業1.78倍、建設・土木業1.67倍という状況になっております。 3年前は、求人倍率が1.5を超えているのは保安関係と農林漁業の職種のみでありましたが、今年は多くの職種で人手不足が深刻となっていることが伺えます。 今後も、人手不足の状況はしばらく続くのではないかと考えております。 続きまして、原城跡への外国人観光客の人数やどのようなおもてなしをしているのかとのお尋ねでありましたが、現在、原城跡やジオサイトなどでの外国人来訪者のカウントは実施をいたしておりませんが、有馬キリシタン遺産記念館ではカウントをしており、平成30年度は11月末現在で約700人の外国人の方が入館をされております。 また、平成29年の外国人観光客宿泊客延べ滞在者数が2,927人で、うち民泊宿泊者延べ滞在者数が2,248人でありました。 おもてなしにつきましては、総合案内所に人員を配置し、英語対応可能の原城VRの貸し出しや、外国語対応のパンフレットを配布するようにいたしております。 そのほかにも、市内観光施設5カ所に無料Wi-Fiを整備しております。 また、一部宿泊施設や観光施設等では、長崎県で実施をしております多言語コールセンターに市内23施設が登録をし、それで対応されております。 次に、シャトルバスの利用についてのお尋ねでありますが、外国人のシャトルバス利用者数につきましては、これもカウントをいたしておりません。 シャトルバスの利用者につきましては、10月が2,418人、11月が5,356人、計7,774人が利用されており、1日150人ということであります、平均すればですね。 お土産の販売状況につきましては、地元事業者の皆様により出店販売を行っていただいておりまして、7月8日から33店舗の皆様に交代で出店をしていただいております。農産物あるいはお菓子などの地元産品を販売していただいているところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  何か一遍にいろいろ聞きましたので、ちょっと順番が前後しますので、お願いします。ちょっと長くかかるやつは後回しにして。 島鉄跡地の所、何が問題かというと、自転車の道路になったらですね、今は自由にいろいろされていますけど、玄関口にとか勝手口にそれを利用される方が多分出てくる可能性もあるんですね。そうした場合、それが固定化したら絶対除けられませんので、ガードレールか何か、敷地をぽっとしていれば、それはもうそれでしょうけども、だからそこら辺のところを今のうちですね、例えば文かなんかででも決めて、周知しとったほうがいいんじゃないかと思いますけども、そこら辺どうお考えですかね。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  貴重な提案をありがとうございます。 一応、本市が考えておりますのは、自転車専用道路あるいは歩行者専用道路と、専用がつきますので、そこら辺、当然民地から勝手に入ってもらって事故につながるという、そういう部分も一番危険な問題でございますので、十分そこら辺は計画の中で盛り込んでいきたいと考えております。ありがとうございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  ということは、鉄道そのものということで解釈していいんですね。勝手に玄関口をそこに設けたり、勝手口を造ったりはできないということでご理解していいんですね。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  そこら辺は専用道路でございますので、民地から勝手に、勝手にということではちょっと表現があれなんですが、自由に出入りするのは、やはり何らかの形で制限をかけるようなことを考えていかなければならないと考えております。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。
    ◆12番(黒岩英雄君)  やはり、そこら辺、決めとかんと、もしそれされたら、10年後、20年後になったら、もうその権利が今度は強くなりますんで、そこら辺のところをよく考えて対処してもらいたいと思っております。 それと、市名変更ですね。今、部長は、もう決まってからの手続き、これを一生懸命言われたけど、決めるまでの段取りをどういうふうにしたらいいかと、例えば今、丹波篠山が、一応もう来年の5月ぐらいに市長がやるというようなことはありますけど、その新聞記事か何か持っておられますか。もしあれば、それをちょっと読んでもらえればなと思いますけど。そう長くはないでしょう。詳しく。 ○議長(林田久富君)  栗田行革推進室長。 ◎行革推進室長(栗田一政君)  11月19日の長崎新聞の記事だと思いますけれども、読み上げさせていただきます。 「丹波篠山市」への市名変更の賛否を問う兵庫県篠山市の住民投票と前市長辞職に伴う出直し市長選挙が18日投開票され、住民投票は改名賛成が反対を上回った。投票率は69.79%。市長選は、改名推進派の前市長で無所属の酒井隆明氏が4選を果たした。市によると、自治体の改名をめぐる住民投票は全国初と見られる。市長選は、酒井氏が無所属新人の元市議を破った。改名を進めてきた酒井氏の市政運営の評価が主な争点となった。投票を請求した市民団体「名付け親になろう会」の代表の方は、全国初となる住民投票が成立したことを誇りに思うと話した。市選挙管理委員会によると、当日有権者数は3万5,005人、約3割にあたる1万4,079人が期日前投票を済ませ、2011年市長選より6,034人増えた。市長選挙投票率は69.80%で、11年を21.35ポイント上回った。15年の前回選挙は無投票。市条例には、投票率50%未満なら住民投票は不成立となり、開票されない規定があった。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  どうもありがとうございました。一応、多分こがんなると思いますけど、そういう感じで、まずは住民の意識があれば、それに市長も乗って、自分も辞職して、それに乗ってやったということでしょうね。だから、できんことはないと。ただ、そういうやり方が、普通、住民の人も分からん、私もよう分からんところがありましたもんで、ちょっと質問させていただきました。 それと、今度は機構組織、これ、後で確か説明があるとか、全協であるとか聞いておりますけども、今聞いた内容で、いろいろ多かったんですけども、例えば機構組織の改編と庁舎の再配置の全体の計画については、今のとおりですね。庁舎の再配置、ここら辺はもうちょっと、分かりにくかったんですけど。 ○議長(林田久富君)  松本市長。(「簡単でいいです」という黒岩議員の発言あり) ◎市長(松本政博君)  はい。庁舎に部をどう持ってくるかということでよろしいですか。 南有馬にある建設部を有家庁舎に持ってくる、事業課をあわせるというふうなことですね。 それから、そこの空いた所に、空いた所だけには入りきりませんが、有家の福祉保健部を持ってくる。 そして、水道部を、市民生活部にある環境課、水道部、衛生局、あわせたところの環境水道部として、北岡にある衛生センターに持っていくということです。 議会は、前回、議員が南有馬庁舎に持っていったらというような話もございましたが、議会はそのまま有家庁舎に置くということでございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  課とか支所の扱いは、何か考えておられますか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  課は、まず一つ目に企画振興部を、ちょっと先ほどの答弁と重なりますけど、地域振興部ということですると。 市民生活部の環境課と衛生局、これは先ほど申し上げましたが、水道部をあわせて環境水道部とするということ。 それから、総務部に防災課を設置をすると。 市民生活部に、今、市民サービス課、西有家庁舎の1階に配置をしておりますが、これを西有家支所と総合窓口課ということで、二つに分けるというか、今の市民サービス課をそういう形にすると、大体そういうふうなところです。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  これは、どっちかというたら、今の段階では総務部長のほうが頭に入っとっとじゃなかっですかね。総務部長のほうがいいと思いますけどね、例えば、じゃこの機構組織の見直しはいつからやっとか、時期の問題もあると思いますけど、そこら辺のところはどうお考えですか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  まず、時期の問題でございますが、平成31年、来年の4月に総務部と企画振興部の改編をまずもって、内部管理部門をまず行うというふうに考えております。それに、農林水産部に農業戦略班、班ですけども、設置を行いたいと思っております。 事業、事務の調整が必要なもの、庁舎の再配置の関連するものなどについては、32年から33年にかけまして順次改編を行い、33年4月までには完了させようというふうに考えているところでございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  一応聞く分だけ先に聞いていきましょうかね。 例えば、いろいろ災害が、大きい災害や想定しない災害が全国であちこち起きています。南島原も油断はできませんよね。例えば、熊本地震、大阪の北部、北海道の胆振、九州の北部豪雨、西日本の豪雨など、大規模な災害が発生しております。たまたま、南島原は今まで、そういう特別大きいのはありませんけども、やはりそういうのを、せっかく組織を再編するなら、今の感じを見ていると十分とは言えないような気がするんですよね。 だから、そこら辺もあわせた組織面の体制を考えておられるのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  議員がご指摘のとおり、なかなか組織面、例えば庁舎の機能面の備えは十分とは言えないというふうに考えているところでございます。そういうことも踏まえまして、今回、新たな機能組織においては、総務部に、先ほど市長が申しましたように、防災課を設置をいたしたいと、そして市民の安全・安心に係わる機能を強化していきたいというふうに考えております。 また、災害時には、市民の方を守るために、対策本部をはじめ、職員で組織する救援隊とか支援隊、その他消防、警察、自衛隊などの関係機関が市の庁舎で従事することとなりますが、このためにも部屋の確保が十分とは言えない状況にございます。 このため、今回の庁舎再配置により、このような災害対応に必要な面積を確保しようとしているところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  大体のところ、意味は分かってきましたけども、例えば庁舎は新築はしないというのは大体分かりましたけども、でも支所ですね、北有馬と布津の支所は、耐震が多分もうそろそろきているんじゃないかと思いますけど、そこら辺のところはどういうお考えですかね。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今、議員のご発言のように、まず布津庁舎は、法定耐用年数を超えて、竣工から58年を経過しているというふうな状況であります。北有馬庁舎は、今年度に法定耐用年数を迎えて、そういう状況でありますので、この二つの庁舎につきましては、建て替えまたは長寿命化などの方向性を優先的に決定して、対応しなければというふうに考えております。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  ぜひ、そこら辺のところも、方向性だけは早目に示してもらいたいと思っております。 それと、仕切りとか構造的なものは、なかなか思うようにいかんというような今の話ですけどもね、おさまれば私たちも言いませんけど、ただ新築、増築することを考えれば、中の改修なんか、もうこれは本当に安く済みますんで、それはやっぱり思い切って、やれるものはやってもらいたいというようなところです。 一応そういうことですけども、どうしても私は、議会を南有馬に持っていけば、ここの3階は全部空きますんで、何とかいいあれに、例えば車庫なんかも、別に車庫は外側でもいいんですけどね、だからいろんなやり方があると思いますけど、これだけ一応案を示されておりますので、多分全協か何か、議会にもその都度説明があると思いますけどもね、まだこれは決定じゃないですね。一応そういう方向で、案として受けておりますけど、また説明がありますよね。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  全員協議会をお願いいたしまして、皆様方にこの素案をお示ししたいと、ご説明をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  そうですね。やはり、しょっちゅうしょっちゅうやれるものじゃないですから、ある程度時間をかけて、それでいい方向に向かうように、議員もやっぱり一番に考えてもらいたいのは、市民が使いやすい、利用しやすい市役所にしてもらいたい、それが第一です。そこだけはお願いしときます。 それと最後、外国人についてでありますが、今、南島原でも労働力が足りないというような話がありましたけどもね、私が聞いている範囲でもいろいろあるんですね。主に聞くのが、農業、介護、建設、こういうところなんですけど、何か素麺業界の人が、どこかに要望しているというような話を聞きますけど、何かそういうことはありますか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいまの件でありますが、素麺業界のほうから、人手が足りなくて後を続けられないというふうな、人手さえあれば、確保できるならば事業の継続もできるけどというふうな状況になりつつあると、そういうふうなことで、外国人労働者を素麺業界のほうでも働いてもらえる法改正に向けて、市のほうも何とか国等にかけ合ってくれというふうなことでございました。 そういうふうなことで、この秋になってからそういうふうな話が出まして、それから国会議員の衆議院の加藤先生を通じ、農水省の担当のほうにそういう話をさせていただいた。これは、何でさせていただいたかというと、つい近々、外国人労働者の受け入れに関する法の改正がございましたが、この中に素麺業界で働ける、そういう外国人労働者を受け入れる項目を盛り込んでくれというのが、そういう願いでございました。そういうことをもって、農水省のほうにも、最初、行きました。 そして二度目は、ともかく現場の声を聞きたい、業界の声を聞きたいというふうなことで農水省のほうからお話がございまして、南島原市の商工会、そして素麺業界、これは大きな2団体がございますが、それぞれの団体の皆さん方とともに上京いたしまして、農水省の担当官に、そういう皆さん方の実情をご説明していただいたところでありました。そこで、ああ、よく分かりましたということで、その時は終わったところであります。 その後、個々の業種を盛り込むということではなくて、食品製造業としていろんなことを、関連するのを盛り込んでいくようなことになろうというふうな話でありました。そういう状況で、今日まできているところであります。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  そうですね。農水省と聞いて、あら、素麺が農水省かなと、私もいろいろ思いながら聞いておりましたけども、この1週間、このことばっかりですね、政治のほうは、国会のほうは。普通の国会のあれですけども、まともに南島原に影響するやつ、関係するやつが相当含まれているんですね。さっき、人数を聞きましたけど、これだけの人数が南島原に、外国人の人がいるとは、私も正直びっくりしたところでありますよ。それがまだ増えるということですね、今から。減ることはない、絶対増えますよね。 例えば、この14種で南島原に関係が深いというような種目は、どれどれか誰か分かりますか。これ、どこに聞けばいいんですか。どの部、市民生活ですか。14種の中で、南島原に関係するような職種、分かったらお願いします。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  基本的には、技能実習が一番多くて、243名ということになっております。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  いいです。分かりますか、お願いします。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  今回の旅券法の改正というのは、1号技能者だったと思うんですけど、1号技能者、2号技能者みたいな格好で仕分けされていると思います。その1号技能者には、一定の熟練された人たちを、技能実習生じゃなくて、旅券法に基づく就労者として雇用することができるというふうな仕分けですので、今までの技能実習生と若干ニュアンスが違うというふうに理解しております。 そういうことで、単なる就労者というんじゃなくて、一定の技能を持ってなきゃいけないというのが今回の法の趣旨だと思っております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  熟練技能が必要な業務に携わるというのが第2号と、これが新しくできたということですね。今まで、1号のやつは在留期間が通算5年。2号は更新も可能で、配偶者、子供なども帯同できるというようなのが大きな法改正と、そういうことですね。 南島原で、やはりそれで関係してくるのが、縫製工場もそうですけど、私たちが見かけるのは特に農業関係ですね。一番、南島原で基幹産業である農業、私たちの近くを見ただけで、もう若者はいない、これ先々どうなるかなというような感じの時に、この外国の労働者というのは入ってきましたね。 これ、今から増えると思うんですけど、そういった関係で、今度は各職種の関連で、細かくできれば教えてもらいたいと思いますけど、農林部のほうでは、そこら辺のところはどのぐらい把握しておられるかお聞きしたい。 ○議長(林田久富君)  森崎農林水産部長。 ◎農林水産部長(森崎一成君)  この件につきまして、長崎県は、この入管法が改正される前に、国家戦略特区ということで強く国のほうに働きかけておりました。平成の出島ということで、外国人が今の法律よりも緩い形で柔軟に働けるように、特に農林水産業--農業、林業、水産業で働けるようにということで、国家戦略特区を採るようにずっと、随分前から働きかけておりました。 そのせいで、長崎県につきましては、この件につきまして、非常に考え方が、外国人労働の受け入れの骨格がある程度できております。特定受け入れ機関を、長崎県が出資して、農協とか市町村も加入して特定受け入れ機関を作って、それを主に、そういう手続きを進めていこうということで、ある程度の骨格的なものができておりましたんで、今度の法改正後はスムーズに、特定技能1号というのは一定の知識と日本語力だけで働けるということなんですけども、これについては、よりスムーズに、長崎県につきましては対応が可能かなと思っております。 南島原市におきましては、農業、全ての職種、施設野菜とか土地利用型の農業、全ての農業の経営形態において、外国人労働力というのは切っても切れない状況でございますので、すぐ県と一緒になって対応できるような形で勉強していこうかなと思っております。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  そうですね。やはり、農林部はいろいろ農家の人から話を聞かれているんでしょう。結構いろいろ勉強されているんだという感じがします。それだけ重要ということですね、今から南島原にとってはですね。 今、そういう話がありましたけども、あれは五島かどこかで日本語学校をすると。あれっと思ったですねあれを見てね、南島原がね、本当は、有商跡あたりにすれば一番いいのに、知事は何で一言言わんやったとやろかいというような気がするんですけど、やっぱり地元の要望ですよ、これは。 だから、今からでもいろんなやつが、農業専門の1号を対象にした日本語学校と、日本語の勉強をするようなところを考えるというか、そういう働きをしたらどうかと思いますけど、まだ間に合うと思うんですけど、市長、どうですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の件については、本市も小学校の閉校した廃校がありますし、そういうふうなことで、内々ではそういう学校の活用としても可能性あるなと、今、議員もおっしゃっていただいたような、そういうよその事例もありますし、おおっと、先だって私も五島のあの記事を見まして、そう思ったところでありますが、今後、検討に値する、本当に大事なことだなというふうには今思っておりますが、具体的にはまだ進めておりませんけれど。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  せっかく県庁から副市長、来ているんですから、県とのつながり、そこら辺はひとつよろしくお願いしときますね。負けんごと、お願いしときます。 それともう一つ、南島原では、やっぱり介護ですね。非常に老人ホームが多いんですね、グループホームとかなんとかですね。これも足りないと。最初は、入居者を集めないかんと、入ってくれ入ってくれとやっていて、今は入居者がじゃんじゃん来る、ただ、今度、働く人がおらん。それを奪い合いですね。 だから、ここら辺のことも、いろいろマスコミやテレビでも、国会でもやっておりましたけども、2~3日前、なんか代議士が島原のほうで何かそこら辺の話をしたというように聞きますけども、担当はどこですかね、福祉部ですかね。そこら辺のところを、生に聞かれた人のお話をちょっと聞きたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  黒岩議員のご質問にあわせて、その部分も説明させていただきたいと思います。 まず、職種でどれぐらいの人数が不足しているのかというところからお話をさせていただきますが、一昨日、行われました介護人材確保シンポジウムというのがございまして、その中でも県の担当の方より、推計でございますが、平成37年度には約3,300人の介護に係わられる方が不足するであろうというふうに言われておりました。その中で、県南地域の中でも、南島原市におきましては、37年度には約350名ほど、介護に係わる方の不足があるんではなかろうかということで、これも推計ではございますけれども、数字が出されております。 現在、島原半島内に介護に係わられておる外国人の方というのも既にいらっしゃいますし、実際、外国語--日本語の勉強をされた後に介護福祉士を取られて、要はそういった資格をお持ちになって、日本で、島原半島で頑張っていらっしゃる方もあるということで、大変貴重なお話を聞くことができました。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  ああ、そうですか。350人あたりももう足りん、これ大変なことですよね。 これ、今さっき、農業関係で語学の研修所をと言うたら、これもいっしょですね、南島原は農業と介護人ですね。この学校とか、日本語の勉強をするようなところを頑張ったほうがいいんじゃないかなと、今、両方話を聞けばそういう気がいたします。 それと、私が、この前、この質問書を出す時には、あまりそういうのは、まだ始め出したものですけんね、外国人についてという、シャトルバスとかこういうのをしていたのは、結局、大村の空港が、外国人が多いから、なかなか英語を全部しゃべれませんよね。だから、充電か電池か知らんけども、スマホの半分ぐらいのやつで、多言語70カ国語を通訳するやつを3万円ぐらいで全職員に配ったと、そういう話があった。 これ、南島原にも外国人が結構おるし、就労の人もおるし、世界遺産で観光の人もいるし、例えばバスの運転手とかガイドさんとか、やっぱりそういう人たちにもあったほうがええんじゃないかと。外国に私たちが行って、一番最初に思うのは、まずやはり言葉が通じる。言葉が通じれば、もう非常に安心しますもんね。また楽しい旅にもなる。楽しいし、仕事になるし、いろんなもめごとが少ないんじゃないかということで、これを主に私が質問しようかと思ったら、国の国会がこういう感じになってきましたもんで、内容を変えて今日のような内容になりましたけども、本題のそういう通訳機--こういうのはそう高いもんじゃない--を購入して、要所要所に配置したらどうかと。 東京のように外語大があるわけじゃない、外国に行って通訳をする人がおるわけじゃない、金をかけて人を養成するような土地柄ではありませんので、一番手っ取り早い、安く、そういう機械を使ったのを、Wi-Fiも言わせてもらいましたけどもね、そういうのも考えてしたらどうかということで、一応質問に上げていたんですけども、どうでしょうか、そういうことは検討できますかね。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  黒岩議員ご指摘の件につきましては、74言語が対応可能であるとのことでございますし、長崎空港でも既に実施、導入をされていると、そういう分で言えば実績もございますので、英語以外の多様な言語に対応できるという部分が大変魅力的だと思いますので、私的には十分検討してみたいと考えております。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  そうですね。まずは世界遺産の所でしょうね。それと、農業団体あるいは介護関係の所。それと、例えば図書館あたりに置いて、とりあえずそれを貸し出しできるとかですね。そうすれば、とりあえずは片言でもいい、ジェスチャーだけじゃなくて、それで通じると。 だから、そういう方向にせんと、なかなか南島原に通訳がべらべらできる人なんて、そんな簡単にできるもんじゃない。教育委員会にフィリピンから何人か来られておりますけど、それは学校だけの授業の人ですから、ふだん、いろいろある時に利用できることをぜひ考えてもらいたいなと思っておりますけども、市長のほうからも一言お願いします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  本来ならば、人と人との会話の中でそういう話ができるというのが本当は理想でありますけど、なかなか、今、議員がおっしゃったような状況で、いきません。そういうふうな中で、こういうふうな機械を使ってできるということは大変便利だなというふうに思っています。 先ほど、企画振興部長が申し上げましたけれども、市としても、どういうふうな形でこれを導入して活用していくかということを、前向きに進めてみたいと思っております。 ○議長(林田久富君)  黒岩議員。 ◆12番(黒岩英雄君)  そうですね。高速道路なんかでも、南島原へいつ来るか分からんですもんね。だから、こういう情報戦、こういうのは絶対負けんと、よそには。ちょっとした安い金でいいわけですから、こういうのを今から利用して、特に南島原の場合はそういったところに重点を置いて、いろんな若者が、今度の遣欧使節でもそれを持ってヨーロッパに行けば、また一段といろんな意味が分かるんじゃないかと思いますので、ぜひそういうのを購入をお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、12番、黒岩英雄議員の質問を終わります。 ここで11時10分まで休憩いたします。     午前10時59分 休憩     午前11時10分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、7番、高木和惠議員の質問を許します。 なお、代表監査委員に対する一般質問の通告があっておりますので、宮崎太代表監査委員に出席をしていただいております。 7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君) (登壇) 7番、偏西風、高木和惠。平成30年第4回定例会での一般質問を一問一答方式で行います。 一般質問通告者12名、最後の質問者です。前任者と重複しないようにしたいと思いますが、市長には確認をする場合があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 それでは、最初の質問をいたします。 松本市長の政治姿勢について。 市長の公約である市民との約束が5項目ある。掲載しております。既に予算化して取り組んでいるものを私は知りたいと思います。別表から選んで、簡単で結構です、お願いいたします。 それから、毎回、今まで代表監査委員を出席お願いしておりました。今回、初めての代表監査委員でしたので、後でちょっとした挨拶をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  これより答弁を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) それでは、高木和惠議員のご質問にお答えをいたします。 ご質問は、私の公約に掲げた5項目の中で、既に予算化して取り組んでいるものについてのお尋ねでありますが、一つ目の項目の「仕事を生み出す」では、圃場整備の計画的な推進、そして素麺海外輸出強化等による販路拡大、地域商社設立による物産販売などの推進。 二つ目の項目の「人を育てる」では、EATの増員等による話せる英語教育の推進、アレルギー対応の給食センター整備、学校給食関連施設整備事業としてしております。 三つ目の項目の「交流を生み出す」では、世界遺産関連施設の整備、島鉄跡地活用によるサイクリングロードの整備ということで、これは歩行者・自転車道路整備事業というふうなことで、口ノ津港の再整備。 四つ目の項目の「暮らしを守る」では、島鉄跡地を活用した排水路整備。 五つ目の項目の「まちを育てる」では、公共施設などへのWi-Fi設置、それから素麺振興に対応した専門部署の設置。 以上につきまして、既に予算化をし、着手をしているところでございます。以上でございます。(降壇) ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありがとうございました。 それでは、代表監査委員には、代表監査委員の選任の時にちょっとごたごたしたもんですから、市民の方から、あの後どうなったのかというお声がありましたので、ちょっとその自己紹介なりに、簡単で結構ですけど、していただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  宮崎太代表監査委員。 ◎代表監査委員(宮崎太君)  皆さん、どうもおはようございます。宮崎太といいます。 10月18日の日だったと思いますけど、市長のほうから監査委員の選任書をいただき、就任をいたしました。 皆さん、ご承知のとおり、職員OBでございます。今までの長年の経験、これを活かして監査事務に携わっていきたいというふうに考えているところです。 当然、指摘すべき事項、これについては、やはりぴしゃっと指摘をしながら事務を遂行していきたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  本当にありがとうございました。 今日、朝、ふとそういうことをしていただきたいなと思って、事前に言ってませんでしたので、大変申し訳ありませんでした。どうもありがとうございました。 今、挨拶の中にもありましたが、私もここで総務部長をされていた時にも、ちょっと一緒に研修に行ったこともあるんですが、性格的にははっきりものを言える人だということを感じておりました。今までの代表監査委員には、ここで私が質問しながら、監査をしていただきたいというような思いでいつも出席をしていただいたんですね。そうしなければ、なかなか、やはり耳で聞いて分かることもあるし、それを参考にして監査していただきたいという私の考えでしておりました。今後も、出席していただきたいと思っておりますので、その辺の覚悟のほど、よろしくお願いいたします。 それでは、今、聞きましたので、この聞いたことに対しては、また後から取り組みたいと思いますが、2番目。私の質問は、いつも尻切れとんぼというかな、最後までいかないことが多々あるので、今日はほとんど全部、先に聞いてみたいと思います。 2番目。今、既に取り組んでおるという発表の中で、まだ取り組んでいないのが保育料の無償化についてということです。 保育料の無償化について、実施する時期は、今、公表できますかと通告をしております。答弁お願いします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  この所信表明で申し上げた保育料の無償化の推進、この実施については、平成31年度から扶養児童の年齢制限を撤廃し、2人目以降の保育料を無料化できるように、今、準備を進めております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、前回は、ただいま検討中ですということで、私が、本来ならば今のような答弁を、来年度からという声を聞きたかったんですが、検討、検討ということで、ちょっと私もきつく言いました。それに市長は腹が立ったみたいで、今から検討するんじゃなくて、今、検討しているんだということでちょっと見苦しいところもあったんですけども。 この保育料に対してお尋ねしたいんですが、同僚議員の中村議員の質問の時には、8,500万を既にこのサービスでですか、そういうことに使っておると。全体で、保育料が無償化した場合に2億円要るんだという考え方だったと思うんですが、その辺のところを確認したいと思います。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  4月というんですか、前回の中村一三議員の質問に……(「前回」という高木議員の発言あり)はい、一応、平成29年度で、すこやか子育て支援事業に実績として上がっているのが8,500万。それから、今言われました、現行で4年生を上限として設定してあるわけですけども、2子目の方を無償にするというのと、プラスして年齢制限を撤廃するという時に、年間で、そのすこやか子育て事業に関しては、プラスの4,500万程度を多く出すような形になってくるのかなというふうに思います。これは年間ででございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私が最初に聞いたのは、7月の中村議員に対する答弁が8,000万。既に8,000万、今、使っていますと。そして、無償化にするのには2億円ですということだったのか、その答弁の中身を知りたかったんですね。 そしたら、私がその次聞いた時には、もう2億円だけだったんですけども、ここで、整理してお尋ねしたいんですが、今、既にサービスしている金額が8,500万ですよねということを聞きます。そして、今、4年生の、それ撤廃した時が約4,500万ということを、今、おっしゃったと思うんですね。 そしたら、国が3歳から5歳児までをするという提案をされていますよね。よそでは、もうその辺のところを計算されておりますけども、その辺を入ると、そのあと残りの分はどのくらいになるんですか。その無償化に--無償化にはしていないんでしょう。その4年生、2子目を、半額を無償にしたいというだけですよね、市長はね。この自分が掲げている無償化、もう推進でゼロ円にすると。もう全部、ゼロ歳から5歳までの保育料を無料化するということではないんでしょう。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  市長の答弁の中でもありましたように、4月から対応していただく準備を進めておりますのが、今、4年生からの(「分かった」という高木議員の発言あり)ですよね、2子目以降、もうその上限も外します。そして、2子目から無償化のほうにしていきますということで話を進めておるわけですけども、今、国の制度、今、高木議員から言われましたように、来年の10月、国の制度が変わる予定でございます。 この国の制度自体が、まだ実際完全に固まっておりませんので、全体的にはっきりとした額は分かりませんが、国が定める現在のその公定価格でありますとか利用者の負担額等を30年度にその変更がないというふうにした場合、市が持ち出す、準備するお金が5,000万円程度軽減をされるということで一応見込んでおります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、とにかく2億円が保育料と。そしたら、8,500万と4,500万と8,000何百万やったかな。 そしたら、私は反対に、市長が来年から無償化、2子目、2子目と言わずに、もう全部のゼロ歳児から5歳児までを無償化にした時に2億円要るんでしょう。違うんですか。2億円要るんでしょう。それから、今度は、今、既にもう8,000幾ら使っているんでしょう。それで、国がすると言ったら5,000幾ら、5,000何百万ですかね。 そしたら、大体、市長は来年から自分の公約どおり、その2子目、2子目と言わずに、分かりやすいように全員を無料にしますということではないんですよね。あくまでも2子目ということだけですよね。違うんですか。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  来年4月から、一応そういった取り組みを進めるように準備をしておりますが、10月になりますと、国の制度として、3歳から5歳までの分に係りましては無償化の動きがございますので、そちらのほうで、それに合わせたところで10月以降はまた進めていくというふうに準備をしております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  でしたら、市長の公約の無償化にしますということでなっていけば、幾ら残るんですか。あと幾ら、国のとも取り入れてですよ、来年の10月から市が負担する金額というのは幾らあるんですか。2億円に届かんとやろ。分からんならよか。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  すみません。数字がはっきり分かりません。申し訳ございません。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  島原のほうでは、国のとを入れて計算した場合に、あと2億1,000万とかということだったんです。だから、私も、今回、市長は来年の4月から、2子目のとだけは島原、雲仙と合わせて無償にしたいという考えのようですので、分かりました。また次に、次回お尋ねします。 ○議長(林田久富君)  ちょっと、高木議員。市長の考えが違うようですので。松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほども答弁で申し上げましたんですが、2子目以降の保育料を無料化ということで進めているところであります。2子目じゃない。2子目以降。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、お尋ねしますけれども、とにかくうちは4年生が頭におったと。一番最初の子が4年生以上じゃない、4年生までの時には、2子目は半額ということですよね。その2子目の半額を撤廃したいというのが市長の考えじゃないんですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  その後の子供さんについてもですね。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、どの辺のところが無償にならないということなんですか。
    ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  1子目ということになりますね。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、その1子目は、いつごろ無償にするお考えなのか、聞いていいですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今のところは、1子目は、2子目以降という考え方でありますので、1子目がいつということは、まだ考えておりません。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、保育料の無償化の推進というのは、推進だから、大体前向きに推進していかれるんでしょう、無償に。それは、自分の任期中にするんですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  いや、先ほど、今までも2子目は半分ということでありますので、これをするというようなことで申し上げておりますので。(「違うやろ。いいです、もう分かりました」という高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  はい、分かりました。 完全な無償化ということは考えていらっしゃらなかったということが今分かったんですが、3番目、こども未来課で調査をお願いしていましたことについて、答弁をお願いしますと。簡単で結構ですので。 私がここで確かめたいのは、こども未来課と話をした時に、離婚が成立しなければ児童扶養手当は出せないということだったんですが、過去に離婚が成立しなくても南島原市は進んだところがあって、そういう事例があると聞いたので、そこの調査をお願いしていたと思うんですね。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  高木議員の質問にお答えいたします。 先ほど質問がありましたように、本市における児童扶養手当に係る支給要件として、離婚が成立していない中で、特別な理由により支給をしている件数についてのお尋ねですけれども、これを調査しました結果、7件ございました。 その内訳といたしましては、遺棄が5件、それから拘禁1件、保護命令1件ということでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  大変ありがとうございました。 私が面談した時に、あくまでも今年の4月から来た職員が、そういうことじゃないと、離婚が成立しなければできませんということだったんです。だから、私、詳しく言えないので、本人に来てもらいますので、部長もこの間言われたようにケース・バイ・ケースがあろうかと思ったので、本人と面談してからお願いしますと言ったんですね。そしたら、はい、そうしますということだったんですが、本人に通達したら、いや、もう行ってもいっしょということを言われたというので、私がそういうことをしちゃならんでしょうということを言ったんですが、福祉部長は勝手に私に、高木議員の言ったことはうそだと言わんばっかしな、ここで説明だったんですね。 それで、私は聞きました、本人に。あなたが電話したんでしょうと、支所のほうに。しましたと言いました。しましただけでいいんですかと、すみませんでしたと言わんばならんやろうと言ったら、すみませんでしたと。声が小さくないですか、もう少し大きい声ではっきり言ってくださいて、そういう私は指示をしました。 だから、言ったことは言った、言って悪かったことは訂正したり謝ったりすれば、それで済むんですよ。それを、部長までかばって、事実と違うことをここで言われたので、私もこれだけ、自分として、市民の人の助けをしようと思って、うそは言ってないんですよ。だから、ここまでしました。そうしなければ、私、信用を失うことになりますのでね。今後ともよろしくお願いしますね。ここで発表する前に私に言うてもらえば訂正ききますので。 部長も謝ってください、一言。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  私の発言が不適切であったということであれば、ここでお詫びしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あればて、うそが、今、判明したでしょ。あればて、そういうのがやっぱりね、公務員ってプライドがあるのかなと思うんですが、もう一遍いいですか。もう一回、あればて、出てきたでしょう、はっきり。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  申し訳ございませんでした。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ありがとうございました。 仲よくしていきたいと思いますね、今後もね。 情報公開について。 平成30年1月24日付で、情報公開結果で「却下。不開示処分とした文書を再度同一の者が請求したため」との処分は正当だったと思いますか、市長。 もう一度て書いとったいね。書いとるでしょもん、通告に。もう一度と言わんでも。(発言する者あり)はあ。 ○議長(林田久富君)  松本市長。(発言する者あり) 高木議員、申し訳ないですけど、もう一度。 ◆7番(高木和惠君)  本当、申し訳なかね。止めてほしかけど、私は。 ○議長(林田久富君)  止めましょうか、でしたら。 暫時休憩します。     午前11時31分 休憩     午前11時32分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 松本市長。 ◎市長(松本政博君)  ただいまのは、情報公開についてのお尋ねでありますが、これ、裁判で係争中の事案でございますので、答弁を差し控えさせていただきます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  何ですか。正当じゃなかとに、正当かどうか分からずにこういうことをしたんですか。正当だったんでしょもん。違うんですか。言えないんですか。それ、言わんば大変なことですよ、あなた、ちゃんと自分で言わんば、はい。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  再度、先ほど答弁しましたとおりの答弁であります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あなた、姿勢が悪い。私は、これ、通告しているんですから、これには答えられんなら答えられんって前もって言えばいいわけですよ。ここで答えられんということを指示されて、あ、答えられんと言えば済むとねと思って言っているんですか。違うんですか。何のために通告したと思っていますか。 暫時休憩で、お願いします。(発言する者あり)暫時休憩です。議長。 ○議長(林田久富君)  暫時休憩します。     午前11時33分 休憩     午前11時37分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 高木議員、もう一度整理して質問をしてください。 ◆7番(高木和惠君)  整理してて。 市長、誰かの指示ですか、あなたがそういう態度を取るのは。平成30年1月24日に私が出した情報公開の結果に対しては却下と。同じ人間が、同じ人が出したからだめですという処分の結果を出した、あなたたちが、私に。だから、そういうことじゃなかろうと思って、私、聞いているんですよ。 正当だったか、正当じゃなかったかと答えてくれらしたらよかとです。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  正当だったと判断をいたしております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  それで、裁判で南島原市の代理人の弁護士さんは、不開示の理由を適切に示していないことは争わないということになっているんですよ。私には、ちゃんと理由ばね、私、理由が知りたかったんですけど、おたくの弁護士、代理人の弁護士さんは、不開示の理由を適切に示していないことは争わないと答弁されたんですよ。あなた、どう思いますか。なぜですか。(発言する者あり) ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  今の質問の項目については、先ほど答弁申しました係争中でありますので、答弁は差し控えます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  一つ勉強になりましたね。 南島原市の情報、これね、自分たちが非があることが分かったんだと私は思うんですよ。裁判で、南島原市の代理人が、不開示の理由を適切に示していないことは争わない。南島原市の情報公開結果が不適切だったからこそ、裁判で、今、私が言うたことについては答弁になったのではないかと思うんですよ。自分たちが間違っとったから、それを認識したから、そこは争わないと、争うことができないということだと、私は、ああ、やっぱり向こうが間違ったんだなと思ったんです。まあ、いいです。私がそう感じたので。 その次、書いていますので、よく読んどってください。 情報公開の時に開示しなかった納税組合に対する報酬額や自治会に対する補助金額を、裁判になれば開示したのはなぜですか。市長。市長、時間稼ぎせんでください。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  これも、先ほど申し述べたところといっしょであります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あなたたちが出せない、出せないと、納税組合の納税率とか何とかいろいろ情報公開したんですよ。出せません、出せませんと言うたんですよ。私は、出せるだろうと思って訴訟に入ったんですよ。訴訟に入ったら出てきたんですよ。(発言する者あり)ん。訴訟に入ったら出てきたんですね。それ、なぜですか。出せることでしょう。違いますか。出せるから出してきたんでしょう。そうでしょう。はいと言うてください。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、もう出せるから出したという判断にはなると思いますね。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そうなんですよ。何も怖がらんでいい。 そいけんか、報酬額が出てきたんですよ。まだ判決も出ていないのにですよ。負けてもいないんですよ、あなたたち。 そいけん、今、市長が言うたように、これ最初から出せるものだったんですよ。私が、何で訴訟をしたのかとか情報公開の請求をしたのかというのは、進んでしていないんですよ。前おった、そこにおった市民生活部長が、私は出せ出せと言うとけど、今の市民生活部長は税務課長だったんですから、税務課長が出さんと言うとやもんって言わすけん、税務課長よか市民生活部長が上でしょうというけども、前、ひっくり返った時あったけんね、そういうことだったんですよ。 それで、高木議員、とにかく情報公開の請求をしてくれろと、上司も出せると言っているということで、私は道案内されて情報公開の請求したんですよ。そしたら、不開示て。不開示だったんですよ。何のために私が、明るい兆しがあるから、私は市民生活部長が言うたように情報公開の請求したんです。それは何でかというたら、税務課長とのやりとりじゃなくて、上司までずっと行くじゃなかですか、情報公開のあれは、印鑑ももらわにゃんけんですね。しかし、あの時、私も言うたように、市民生活部長は、ああ、いや、市長の判断はもらってませんとか何とか言いながら後から訂正したですけどね、そういうことがあって、私は、これ市民のために正しく、情報公開の請求もそういうために本当してきているんですよ、今もまだ控訴中ですけどね。 まだ負けとらんとですよ、判決出とらんとですよ。それなのに出てきたんですね。私は、ああ、よかった、してみてよかったと思います。判決で開示するのなら、最初から開示しとけば、何も私、裁判せんでもよかったと。結局、開示が誤っていたとじゃないのかなというの、私、今思っているんですよ。間違っていたんでしょう、出せるものが、それを出さなかったというと。 間違っていたと、今、反省していませんか、市長。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  反省というか、出せるものを……(「ねえ、本当」という高木議員の発言あり)まあ、そういうことで出したということでありますのでね。(「うん、反省したんですね」という高木議員の発言あり)まあ、それはそういうことになろうかと思いますよ。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私、こういうことを考えたら、市長は除けられとらすとかなと。本来の物事については、もう市長じゃなくて、誰かが私に対して、私を困らせようと思ったて、私、そんなに偉くないから、私の動きを止めようとか、でも、やっぱり市民の中には、私が言っていることが正しいという声があるんですよ。ただ、私が残念なことに、ここの中にも自治会長とか納税組合長をした人が何人もいらっしゃいますけど、私が疑問に思ったことを疑問に思っていないんですね。それで、私が1人で何か言いよるようになるんですけどね、だけん、今、ほら、問題がいっぱい出ていますよね。給食センターとかいろいろ。この間、中村議員が、もう合併して12年、少しやっぱり議会もねというようなことも言われました、反省としてね。そういうことで私も頑張りたいと思っているんですが、今、市長の言葉を聞いて、非常にうれしく思いました。 やはり反省してもらって、次から情報公開の請求をされた時には、出せるものは出してほしいということをお願いしたい。判決になれば負けるから、最初に出さしたとかなて、これも私も思いました。 しかし、市長が今おっしゃったように、まあ、時間がなくなります。詫びるところまではねと思うんですが、やっぱり、私がこれだけ今しゃべっているんですけど、すまんじゃったなと、ああ、そういうことになっていたのかとか、そういう気づきありませんか。私にも、本当大変やったねぐらいの労いの声をかけていただきたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  出せるものを出していなくて、後、出したということは、出せるはずだったというふうなことになりますので、そういう手続きについて、高木議員がいろいろ感じられ、思われたことについては、それは私としても、それはすまないなという思いはあります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  本当にありがとうございます。 じゃ、次に進みます。 4番に、公金の使途についてということで、報酬、補助金、交付金の支給について、市長の考えを伺うということに通告しておりますので、報酬とは何か、補助金とは何か、交付金とは何かというような、その性質的なものをお尋ねしたいと思います。お願いします。早く。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  報酬というのは、議員の皆さん方も私も、そちらに議員としても過ごしてきましたが、そういう対価としていただくのが報酬だと思っております。 補助金は、申請に基づいて支出をするものであるというふうに思っています。 交付金は、市が金額を決めて支出をするというふうなことだというふうに思っておりますが。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私も、質問するからには答えを用意しとかんばならんけんと思って、広辞苑で、この間も言いましたけども、私も広辞苑で引いてみました。 報酬とは、労働、骨折りや物の使用の対価として給付される金銭、物品を言うということです。 そして、交付金。国、また地方公共団体が、事業者などに対し、法令に基づき交付する財政援助でありますということを書いてありました。 補助金に対しては、不足を補うために出す金銭ということ、簡単に書いてあります。 ここでもう一つ。 前回、外郭団体ということについて話をしましたが、市長は、職員もこう言っているから外郭団体の定義もなかということとかと言われておりましたけども、今回、これは市民の声にも入っていますけども、外郭団体は私も教えました。よそと比較して、こういうのがありますということを聞きましたと。そしたら、その外郭団体に対する補助金を教えてくれろとおっしゃいました。外郭団体を決めていないのに、外郭団体と決めつけて補助金と質問してもいかがかなと思ったんですが、この外郭団体、これ、吉岡議員の時も何か出ましたよね、外郭団体作ってとかね、そういう外郭団体というの、よそにもあるので定義も決めていらっしゃるんですが、うちの場合も、そういう市民からの声もあるので、外郭団体の定義を決めて、こういうのを外郭団体というんだというようなことを私はしてほしいと思うんですが、市長、どうですか。外郭団体の意味。外郭団体とはどういうものかというのは確認されておりますか。 ○議長(林田久富君)  栗田行革推進室長。 ◎行革推進室長(栗田一政君)  外郭団体の基準を定めるということにつきましては、これまでも高木議員さんからご提案をいただいておりましたし、一般質問でもご質問いただいておりました。 そのことにつきましては、市長にも報告をして、どういたしましょうかということで、市長からは、他市の事例も含めたところで、どうしたらいいか検討しなさいということで指示をいただきました。 私ども行革推進室のほうで検討させていただいた経緯を説明させていただきますと、まず何のために基準を定めるのか、それから基準を定めるならばどのような基準にするのか、それと基準を定めるメリットは何か、このようなことについて検討をいたしました。 定める目的については、該当する団体の運営の適正化、これが一つでございます。もう一つが、市の予算執行の適正化、この二つが目的としたほうがいいだろうということで考えました。 それから、定める基準につきましては、いろいろございました。他市の事例あたりを調べまして、ばらばらでございました、他市もですね。結果的に私どもが考えたのは、やはり地方自治法によることが適正ではないかということで考えまして、市の資本金、基本金、こういったもの、出捐金とか、こういったものがその団体の資本の25%以上を出資している団体を定めたほうがいいんじゃないかということで考えたところでございます。 そうしますと、現在、本市にこの基準を当てはめますと、株式会社原城振興公社、それと株式会社みずなし本陣が対象となってまいります。それと、10月末に株式会社ミナサポが設立をされておりますけれども、これも対象になってまいります。 あと、このような団体に対する権利や義務に対しては、自治法でまた定めがございまして……(「ちょっと議長、いいですか。ちょっといいですか」という高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  定めるということで、そういう方向に持っていってもらっているということを聞いて、いいです、中身まではここで聞かなくてもいいんです。それでいい。(発言する者あり)中身はいいです。 私は、今、市長に、定義をして、この前の答弁に対しては否定的だったので聞いたんです。(「結論を言います」という声あり) ○議長(林田久富君)  ちょっと、結論だけ言わせますので。 栗田行革推進室長。 ◎行革推進室長(栗田一政君)  ちょっと長くなって申し訳ございませんでした。結論を言いますので。 結論的には、自治法でそういった団体の経営状況については議会に報告をするようになっております。あるいは、補助金を出すにしても、その補助金の状況の調査とか報告はできるように自治法で定められております。仮に、外郭団体の基準を定めたとしても、そういった権利義務が変わりませんので、結果として、南島原市としては、外郭団体の基準を定めるメリットがないからという理由で、基準は定めないという判断に至ったところです。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ああ、情報を隠すということに私は入りました、頭の中にはね。長々としゃべっとってですよ、そして定めないと。私は、ああ、よかったなとずっと思って聞いていたんですが、ちょっと後のことも心配になって止めたんですけども、あのね、あなたが私に教えたのは九つありましたよね。 そのことで、私は、その九つに加えて、一番私がこの外郭団体というの、私、夢にも思っていなかったんですが、外郭団体とは、官庁や政党などの組織の外部にあって、これと連携を保ち、その活動や事業を助ける団体。そいけん、団体は助けてくれらすとですよ、私たちのとも一緒になってね。 そういうことなんですが、今、結論として、しないということでした。私は、ここに自治会、自治会がそういう外郭団体に当てはまるんじゃなかろうかと私は思っているんですよ。5,500万、連合自治会。 そしてもう、次から次に、納税貯蓄組合の、納税組合にやる事務取扱交付金、これは合併協議会のところでこのように決めますと決まったんです。それを、1年、2年で撤廃して、そして納税組合の人とかにワーワー言われても、いや、もう決めましたので。それはなぜかというたら、これは危なかったんだと、納税組合、任意の団体のところにこういう形でやって、そして税金とみなして、税金の還付金みたいな感じで分けておると、そういうことに使ってはならん、違法性があるということで、これは監査委員も言うてもらいました、代表監査からも。違法性があるのでやめますと。 そして、今度、自治会活動補助金。また、自治会活動補助金でいろいろなって、そしたら今度は自治会活動補助金の算定額を変えましたかね。今度は、また交付金に名前が変わったんですよ。今、最後に、途中で言われていましたよね、運営とかそういうのもチェックできるような形で言われたんですが、そういう使い方に対しても、非常にこの自治会、そしてまた自治会連合会の人たち、これはもう市長としょっちゅう飲み会を開いとらすごたっけんで、ああ、だから今の自治会長さんは納税組合長も兼務したりなんかして、その金が必要なんだなと。金が必要ですと言われたんですよ。そして、そういうことがあったので、私、今の外郭団体聞いて、ああ、よかった、これで自治会のところもまともになるだろうと思ったんですが、ああ、情報を隠すということでしたね。分かりました。 あとは、職員の親子採用。市民の声。 この前も聞きましたよ。とうとうこれ、聞けなかったて市民からの声がありました。あれ、何ですかて、市長は。 市長が答弁されたのは、合否の決定について発表されていました。もう一回、私は藤原さんのことまで言うて言ったとに、先ほど答弁したとおりですて、私、分からんやったけん、後から見ました。 職員の親子採用について、市長の考えをお尋ねします。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  その前に、(「その前は要らん」という高木議員の発言あり)いやいや、言いっ放しでは、ちょっと、それではちょっと私としても不本意でありますので。 自治会長さん方としょっちゅう飲み会をというふうな表現でありますけどね、そういう表現をされますと、それは聞いていらっしゃる方も、それはどういうことなのかというふうにやっぱり思われますよ。飲み会というよりも、自治会連合会というのありまして、そういう方々あるいは地域の、地区の自治会の連合会、そういう方々と意見交換をする機会はあります。そういう中で、そういう懇親会という流れもありますので、そういう表現で捉えていただかないと困ります。(「ありませんので、時間が。はい、親子採用」という高木議員の発言あり) 親子採用についての市長の考え方をということでございますが、この職員採用については、それは1次試験あるいは2次試験の客観的な結果によって判断をしている。結果として、(「はい、いいです、もう」という高木議員の発言あり)結果として合格者が親子だったというのはあり得るものと思っております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  市長、藤原市長は、親子採用について、私はしませんと言わすけん、その言葉ば聞けば、職員は出しませんね、自分の子供とかね。そのために聞かれるそうなんですよ。 だけん、あなたは、聞き直します。あなたが任期中、もう6年、5年目か、今までに親子採用の結果が出ましたか、あなたの職員採用で。親子採用という結果が出ましたか。私、こういう質問したくなかったんですけどね。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それは、出ております。 先ほど、前市長のお話が出ましたが、それがどういうところで、どういう形でそういう話があったのか、それは分かりませんけれども、職員採用をする、これをしないとか、するとか、親子採用はしないとか、親子が、親が職員であるところの子供はもう受け付けないとか、それはやっぱり法のもとではできないというふうに私は考えております。だから、前市長が、そういうふうなことをこういうふうな場所で言われたというふうなことは、私は考えておりません。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は、親子採用が違法とか何とか言っていないんですよ。ただ、市民の声で、親子採用はさすとやろかなと聞かれたので、私は市長に答弁、言えなかったらいいですよ、人事、言えなかったら言えないでいいんですよと、私、ここで言ったんですよ、藤原市長に。いやいや、答弁しますということで、私は親子採用は考えていませんということで、ああ、ほんなら、よそで受けさせようかということで、よそば受けたということだったんですよ。 松本さんは、その性格を知りたくてね、現に親子採用出ているのを知っていたので、素直に答えられるかどうかということで私は確かめてみたんだ、あなたを。そしたら、あなたはそういうしゃべりですよね。私は違法と言っていないんですよ。別に親子採用は違法とも何とも言ってないんですよ。だから、あなたも、ああ、親子採用は、私はいいと思って、そこは言いませんと、親であろうが、子であろうが、兄弟であろうが、そういう考えである、何か言うてもらえばよかったんですよ。余計、あなたは隠すから、こげん目立つんですよ。 まあ、いいです、分かりました。 次、3番、水道水の水圧が足りない場合、個人で解消するのかと、通告です。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。(「一言でよかよ。説明要らん」という高木議員の発言あり) ◎水道部長(金子邦彦君)  一言ですか。(「うん。結論だけでいい」という高木議員の発言あり) はい。結論としましては、個人さんでご負担をいただいております。以上でございます。(「何て」という高木議員の発言あり) 個人でご負担をいただいております。(「分かった」という高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  個人でご負担をいただいておりますというが、個人で解消するということなのか、お尋ねします。 そしてついでに、本管の設置については、職員が勝手に、いや、本管はそこまで造らんとですよ。本管は、やっぱり集落までしか行かんとですよというようなことを聞いているんですが、それもやっぱり法に則っての回答ですか。 ○議長(林田久富君)  金子水道部長。 ◎水道部長(金子邦彦君)  先ほどの確認ですけれども、個人さんでという意味合いとしましては、おっしゃったとおり、個人で解消をしていただくというような意味でございます。 それと、本管を延長しないのは、その法的なものかというようなことですけれども、これは旧町から、そこを整備した当時からの話でしょうけれども、まず水道事業、区域の認可をとって、そこを整備してまいりますので、そういった認可の区域については、既に整備が終わっているというふうに判断をいたしております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  よう分かりました。後で、これまた考えたいと思います。 一言言っておきますけども、西有家の場合に、龍石の上のほうにグループホームができたんです。その時には、経費は幾らぐらいかかるんですかと聞かれたんですけどもといったら、それは答えられんと、なぜならば水自体がないんですよと。あそこには水自体がないんですよというけん、えっ、水がなくてどげんして生きとらすとやろかといったら、自分たちでボーリングをされているんですよということだったんですが、グループホームだったんですよね。そしたら、長野のほうから引っ張ってこられて、していただいたんですよ。今、現にグループホームあります。だけん、多分そばまで本管を持ってこられているんですよ。だから、金銭的には、そんなに高くついてないと私は思う。わざわざ龍石の上のほうを長野のほうから持ってきています、本管をね。そういうことで、参考のために言っときます。 差別しないように、市長は一人ひとりの幸せですから、そういう一人ひとりの幸せにつながるように、水道も、圧なんかは、やはり市民でするんじゃなくて、そういうのは行政と相談をしながら、ともに考えながら進むべきだと思います。 それと、4番目の前に5番目、給食センターに関する道路の用地は確保してありますかと。給食道路に関するですから、あれは給食道路に付随した道路じゃないということも聞いておりますけども、大体そういう表現をすれば分かると思いますね、龍石の道路。あれの道路の用地は確保されていますか。 ○議長(林田久富君)  森永建設部長。 ◎建設部長(森永茂夫君)  市道東浜堀戸線のことを言われているんだろうというふうに思いますが、先月の16日に4回目の関係者の説明をしたところですが、用地の取得については、現在のところは、まだしておりません。以上です。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  用地の、これね、わざわざ私におっしゃるので、なぜですかと、いや、できてるんじゃないですかと私言いました。そしたら、できてないと、多分無理だと思いますよ、道路はできないと思いますよまで言われたんですよ。そしたら、道路もでけん状態で、給食センターも、市長、同僚議員が一生懸命言っていましたよね、この給食センターの見直しに対しては。 副市長、副市長にふったことで、これはいい結果、チャンスになったんですけども、もう一回、私にも答弁してほしいと思います。給食センターの今のごたごたですね。一番最初から11億と20億ということであれば、また結果が違ったと思うんですが、これを最初に戻して考えるということについての考え方、お願いいたします。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  先日の本会議でもお答えいたしましたとおり、給食センターの整備につきましては、関係議員からいろんなご質問があっております。そこらあたりを踏まえれば、一旦立ち止まって見直すことも考えられるんじゃないかというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  副市長は、そのようなことをおっしゃいましたよね。 市長、市長は中村議員の発言に対しては、何とおっしゃいましたか。何とおっしゃいましたか。(発言する者あり)時間稼ぎですね。 市長は何とおっしゃるかなと、私はこう耳ば傾けて聞いていたんですが、考えますとおっしゃったんですよね。何を考えるんですか。見直すか見直さんかを考えますということですか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  中村議員、それから隈部議員ですね、それぞれ発言をしていただいた。そういう状況を考える時に、この進め方というのを、やっぱり……(「短目に。いっしょならいっしょと言えばよかでしょう」という高木議員の発言あり)ああ、そしたら、この間言ったとおりであります。(「いやいや、この間言ったとはつまらん。その確認だから。隣の方といっしょですか」という高木議員の発言あり) 趣旨は、いっしょですよ。
    ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、聞きます。趣旨はいっしょって、そういうことじゃなくて、見直すことを考えておりますということですか。はいか、いいえか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  そんな。(「そんなて」という高木議員の発言あり)言葉もあれですね。(「はいか、いいえ」という高木議員の発言あり)だから、そういうことで、今言ったじゃないですか。(「どがん言ったですか。言うてよ、はいか、いいえか。はいって」という高木議員の発言あり) 見直すというか、副市長もそういうふうな話をしました。隈部議員もそういうふうないろんなことをしていただきました。だから、そういうふうなところも含めて考えるというふうに言いました。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そんなところを含めて考えますと。私、これ微妙な発言と思います。なぜならば、いつも議運の時に、人事案件がある時には、人事案件は後で出しますと。人事案件、いつも最終日なんですね。だけん、私もそう思っていたんですが、この間、人事案件はまだ出してもないのに、議運の招集はないのに、初日の4日の日にこれを採決するんだと、人事案件を出してということが回ってきたんです、こう。はあって私は思ったんですが、いや、そげん早く採決でくっとならばよ、出せばよかったとに、議運の時にと。議運のところで、総務部長、あなたは準備のでき次第出しますとおっしゃいましたよね。いつもそれは、もう当たり前の文句で、いつも最終日なんですが、このことについて、違いますて、とにかく採決しますということだったんですが、誰か動いて…… ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ちょっと待って。誰か動いて…… ○議長(林田久富君)  いやいや、待ってじゃなくて、ここは私の権限ですので。 ◆7番(高木和惠君)  ええ、何て。 ○議長(林田久富君)  通告以外になっておりますので、通告の範囲内で質問をしてください。 高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  この道路のことも入れて、今、私、さっき言ったでしょう、確認をするところがありますと。これは、一番最初にも戻ってもいいんですよ。実際、今、実施しているということを聞いておりますのでね。そういう議長も、これ、みんな聞きたいんですよ。今回、人事案件が出て、副市長が採決、これはどうなるかということがあるんですよ。だから、副市長は、多分自分の命運をかけて苦渋の選択でされて、もうこっちの中では、あら、副市長は通してやらなんよねという声もあるんですよ。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 その人事案件については、質問を変えてください。それは、通告とは外になっております。(「そう」という声あり)(「そうて言わんと、そがんこと」という高木議員の発言あり) ◆7番(高木和惠君)  あのね、これがはっきりせんばね、副市長がせっかく努力されたのに、私はそこを思って、今、再度確認をしたんですよ。これは昨日から思っておりました。 ○議長(林田久富君)  いやいや、高木議員。高木議員の気持ちは分かりますけども、ここは議場ですので、ある程度ルールに則った質問をしてください。 だから、その人事案件については通告してないでしょう。(「じゃ、道路ができないという……」という高木議員の発言あり)私とあなたの話をする場じゃないんだから。(「分かりました」という高木議員の発言あり) 高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  道路ができないというような、まだ用地交渉ができていないということに対して、市長の考えは。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  いや、現段階ではそういうことでありますので、関係者の皆さん方のご理解をいただいて、用地取得を進めていくというスタンスでいるところであります。 今後、関係者の皆様方にお願いを申し上げていきたいというふうなことであります。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  4番に戻ります。 西有家地区にある、区域にある通称本丸と呼んでいる所があるんですが、ここを、ちょっと今、荒れているので市に提供したいと、ちょっと言えば、負の財産にあたる可能性もあるんですが、ここを何か歴史的な価値もあるということで、そういう声をもらったんです。だから、市民の声に出したんですが、市で検討しといてくださいと言ったんですけども、市のほうから、何か本人さんに回答があったとも聞いたんですが、回答されたんですか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  本人さんに回答されたかどうか、私は承知しておりません。 基本的に、そういう譲渡をしたいという申し出があった場合は、市として事業などに利用ができるかどうか、それも含めたところで総合的に判断をいたしまして、いただくか、いただかないかを決めているところでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  これは十分検討してください。 ところで、3分ありますね。 私、確認したい事項がたくさんあったんですが、市長にお尋ねしましょうか。自治会長というて、納税組合長というのも、これ納税組合長て私たちは決めたことがないんですが、自治会長というのは自分たちで選びます。だから、自治会で選ぶ自治会長さんは、私は何十年されてもいいと思うし、自治会というのはまちまちですからいいんですが、この自治会長さんを行政が行政委員として委嘱されているんですよね。 このことについて、このごろ委嘱状も本人に渡さずに袋の中に入っていますけども、そういうことについて、本当の自治会で決めた自治会長さんは、自治会からも手当を、お世話になりますというふうな形でお金をもらわれる。行政からもお金をもらうんですね。そして、納税組合も兼務させて、また納税組合長もされるんですね。これが、過半数以上の人が三つの役目を持たれているんですが、これを、私も自治会長として、今、自治会長しています。自治会長になったら、本当にこれは行政が指導して自治会長さんの立場を悪くしている、お金をね、そういうことも入れて、私がちょっと癒着みたいに言ったんですが、ここで「納税組合の補助金に対する初の違法判決」と出ていますので、これをお知らせします。「地方税の納税の便宜を図る団体である法定外(任意)の納税組合に対する自治体の補助金交付の是非を争う裁判の判決がこのほど横浜地裁で下され、交付は違法との判断が全国で初めて示された。この事件は、神奈川県の小田原市民が市長を相手どって訴えていたもの」ですと。 私は、こういう訴えしてないんですが、納税組合を廃止しませんかといって、市長はいまだに廃止しないということなので、これを紹介して、市民の皆様がどう考えられるか。市長が廃止しなくても、自治会で納税組合を廃止すれば、これはこれで本当に公金の使い方としては、市民はいい方向だ、いい方向に行くんだということを、私、確信しております。 そして、自治会長さんを、行政の自治会長して、そこを、女性を選んで、別な人を、自治会で決めた自治会長さんじゃない人を、行政の配り役をね、これは女性でもできます。私も、今、現にしていますけども。だから同じ人に報酬をたくさんやらずに、多くの人に、多くの人の意見を聞いたり、女性を登用するてここにあるじゃないですか。まだ、これしてないですよね、女性を登用すると。そこにも、女性の人たち、配り物はできますので、女性の選ぶ行政委員としての自治会長を女性の方ということの検討をしていただきたいと思います。女性の働く場として、よろしくお願いいたします。 これで私の一般質問を終わりたいと思います。(降壇) ○議長(林田久富君)  これで、7番、高木和惠議員の質問を終わります。 以上で市政一般質問を終結します。 吉岡巖議員は出席をされました。 ここで午後1時30分まで休憩します。     午後0時16分 休憩     午後1時30分 再開 ○議長(林田久富君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 松永忠次議員、下田利春議員、吉岡巖議員は早退をされました。 ここで、松本市長より、午前中の高木和惠議員の一般質問に対する答弁について訂正発言の申し入れがあっておりますので、これを許可します。松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほどの高木議員から質問をいただいたわけでありますが、2番目の情報公開についてという項目の中で、裁判の中で開示が認められたという質問がございました。これに対して、私もそのようにお答えをしたところでございますが、その開示というのは裁判の手続きのものでございまして、裁判所が開示を認めたわけではございません。改めて、そういうことでございますので、私の先ほどの発言を訂正させていただきますように、お詫びを申し上げます。 ○議長(林田久富君)  日程第2、議案第46号「南島原市議会議員及び南島原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について」から日程第10、議案第54号「平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」まで、以上9件を一括議題といたします。 これより、通告に基づいて質疑を行います。 なお、委員会付託前の質疑につきましては、概要・大綱にとどめ、詳細につきましては委員会でお尋ねいただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。 また、質疑ですので、会議規則第55条の規定により、意見、要望は差し控えるようにお願いいたします。 まず、議案第46号「南島原市議会議員及び南島原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について」は、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第47号「南島原市ゲートボール場及びローンボールス場条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 この議案に上がっているローンボールス場というのは西有家にありますけども、やっとこの駐車場を確保するためにということのようですけども、この駐車台数をお尋ねしたいと思います。 それと、ローンボールスを廃止する条例ですけども、本当にローンボールスを廃止していいのか、替え地をどこかに作ってローンボールスというのはしなくてもいいのかという、その辺のところでこの改正が出たんですけども、その辺のところのいきさつ、本当に納得されているのかということもお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  高木議員の質疑にお答えいたします。 まず、駐車台数をということでございますが、整備を予定する中で、駐車の区画が14台、一応計画を進めております。 それと、ローンボールス場を廃止に決めた理由ということでございますけれども、もう議員もご存じのように、地元の自治会のほうより駐車場の要望のほうが提出されておるということもございまして、この老人福祉センターの駐車場が狭い、それと路上の駐車も見受けられて、通行される方に支障を来すことがあるということと、その隣接するローンボールス場が既に使用されていない状況にあったということも含めて、駐車場として整備をさせていただくことになっております。 それと合わせて、西有家地区の老人クラブのほうとも協議をいたしまして、駐車場として整備することについて、承諾をいただいておるという状況でございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  あそこの、これは西有家の時に、老人福祉センターという名前で今もあるんですけども、ここは非常に社協のほうも利用されるし、お風呂もあるし、使われていると思うんですが、今、14台と聞いたんですけども、大体あそこは避難場所にならんでも足りないという状況だったと思うんですが、全部で何台ぐらい、そしたら駐車できるのかというのは、今、何台駐車できる状態なのかというの、私、知りませんので、そのなった時にどのぐらいの台数になるのかなということをお尋ねしていいですか。 ○議長(林田久富君)  田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  現在、老人福祉センターという所で駐車可能な台数が、区画として11台分がございます。合わせて、先ほど申しましたように、25台になるということでございます。 ○議長(林田久富君)  7番、高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ここ、やっとそのようになることに対して、よかったなとは思うんですが、この間、自治会長会議があったんです、名の代表者と。そして、市長との懇親会で。その時に、あそこはとにかく坂というか陸橋というかな、橋があって、あそこを歩いては、どうも老人とか避難場所としてはふさわしくないというような声が出たんですよね、市長ね。その時に、あそこを避難場所にされたら、なおさら歩いては難しいので、25台ぐらいで大丈夫なんかなと今も思うんですけども、その辺のところの市長の見解、この間、自治会長会議の時に、カムスとか、その辺のところの変更はならないのかなというような話があったと思うんですけども、よろしいでしょうか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  ただいまの件でございます。 市長のほうから、そういう話を承っております。確かに、おっしゃるように、若干手狭なのかなという思いもございます。多分、台風あたりの自主避難の時のお話だろうと思います。 カムスも含めまして、他の施設での自主避難所開設に向けて、現在、検討をしているところでございます。やらない検討じゃなくて、やる方向の検討でございます。以上です。 ○議長(林田久富君)  これで、議案第47号の質疑を終わります。 次に、議案第48号「南島原市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  この第48号議案、これの説明の時に、条例改正のところの条文を読まれたんですが、なかなかラジオとかテレビで聞かれている人はよく分からないと。私たちも本当に、ぱっと分からないんですが、私もこの質疑をするためによくよく読んでみましたので、そのように伝えていくと思いますけれども、もう一度、ここに通告しております。簡単に説明を、ひとり親の保育料負担がどうなるのか、その辺のところ、保育料だけじゃないとは思うんですけども、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  議案第48号につきまして、簡単に説明をとのご質問でございますが、保育料の算定基礎となる市町村民税の取り扱いが、結婚をした後に離婚や死別をされた、いわゆるひとり親と、結婚をされないで親となられた方、いわゆる未婚のひとり親、この取り扱いが異なっていたものを同じ扱いにするというものでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  このことで同僚議員と話をした折に、この条例案に対して、本市には影響がないと、本市には該当する人はいないというようなことを聞いたということを私も聞きました。それの根拠をお尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  市立幼稚園の保育料等徴収条例でございます。現在、市立幼稚園には、この条例で改正される、いわゆる未婚のひとり親に該当される方はいらっしゃいません。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  3回ですので、これで終わりますけども、この条文を読みますと、先ほど次長がおっしゃったように、今までのひとり親、死別、離婚、それでひとり親になった場合に加えて、婚姻をしていなくて父親、母親になっている人、それも加えて、その人たちの所得割の時に掛け算をしながらそれを控除とするということで負担が軽くなるような条文になっておると私は思っているんですが、結局、今、うちにはそういう人はいませんということは、死別とか離婚とかによったひとり親であって、婚姻によらない父、母になったという、その人たちをどのようにして把握されたのかなと思って、安易に、そういうことをと思ったので、確認のために質疑していますので、もう一度よろしくお願いします。 ○議長(林田久富君)  深松教育次長。 ◎教育次長(深松良蔵君)  先ほどお尋ねになられたのは、この市立幼稚園の保育料条例等で該当になられる方がいらっしゃるかということでしたので、いらっしゃいませんと申し上げましたが、市内には当然結婚されないで親となられた方はいらっしゃると思います。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  これで、議案第48号の質疑を終わります。 次に、議案第49号「南有馬衛生センター改修工事請負契約の締結について」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  この議案に通告したことを読ませていただきます。 入札業者が2者であることについて、少数と思うんですが、なぜこのようになったのかですね。制限付きと言われておりますけども、制限付一般競争入札にしたために、このように2者しかいなかったということなのか、その辺のところをお尋ねします。 予定価格の算定は、どこで誰がするのかということを、給食センターのことがあったので、ちょっと聞いてみようかと思います。ランダム係数は、他の入札結果表でもやはり公表されているのか、ここには公表されておりましたので、お尋ねしたいと思います。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  高木和惠議員の質疑にお答えをいたします。 まずもって、本市における一般競争入札につきましては、通常、制限付一般競争入札として入札を実施しているところでございます。その中の制限付きというのですけれども、地域的な制限、格付けの制限、完工高の制限、施工実績の制限などいろいろあるわけでございますが、今回の案件につきましては、同種工事の施工実績を制限付きといたしております。 入札業者が2者にとどまった理由についてでございますが、入札に参加されるか、されないかは、その業者さんの判断であったというふうに考えておりますので、制限付きだったからということではないというふうに思っております。 次に、予定価格の件でございます。 設計金額をもとに、市長が庁舎内において1回目のランダム係数を掛け、開札当日、入札執行代理者が開札会場において2回目のランダム係数を掛け、最終的な予定価格を決定しているところでございます。 また、ランダム係数の公表につきましては、工事入札に限り、不落案件は公表いたしませんが、そのほかの分については公表をいたしているところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  じゃ、今回の場合の制限付きということは、今、市役所のほうで、そういうことで2者しかいなかったと。 この場合、1者が辞退された場合にはどうされるのか、お尋ねしていいですか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  結局、辞退というのは指名でございませんのであり得ないと。だから、1者しか参加されなかった場合はどうかということだろうと思いますが、そういう中でも、入札されて、落札の要件に該当しとけば、当然落札になろうかというふうに思っているところでございます。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  そしたら、その制限付一般競争入札の場合の、こちらから、これはどのような形で業者のほうに伝わるような形式になっているのかというのをお尋ねしていいですか。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  まず、公告といいますか、公表いたします。あと、ホームページあたりだったですか、それからあとシステムあたりでも公表しているところというふうに承知をしているところでございます。 ○議長(林田久富君)  これで、議案第49号の質疑を終わります。 次に、議案第50号「長崎県市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び長崎県市町村公平委員会共同設置規約の変更について」から議案第52号「市道の路線変更について」まで、以上3件については質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 次に、議案第53号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」について、質疑の通告がありますので、順次発言を許可します。6番、柴田恭成議員。 ◆6番(柴田恭成君)  平成30年度南島原市一般会計補正予算(第4号)について質疑をいたします。 この中の10款の教育費、ここで世界遺産登録のその後において、いわゆる誘導員とか、あるいはまたバスの借上料、これを教育費として計上されております。これを私は指摘しましたけれども、これは世界遺産登録室は、今、企画振興部ですね。そうしますと、これ教育委員会は関係ないわけですね。そうしますと、目のところかな、文化財課となっておる。これ、文化財課も関係ないわけね。ですから、ここは商工費で私は上げるべきじゃないかなということをまず第1点。 それと、この中で367万1,000円計上されております。その中の各事業、これに対してのいわゆる積算根拠。 それともう一点は、これはもう私が言うまでもなく、皆さん、ご承知のとおり、事業には予算の裏づけがないと、これは実施できません。そこで、この予算が通った後、この予算に基づいて事業実施されていかれると思いますけれども、今現在、これは誘導員あるいはまたバスの借り上げ、もう既にされておりますね。ですから、ここはまだこの予算が通っていません。ですから、それについては、おそらく私のあれでは予備費で充用されているんじゃないかなというふうに思います。それが予備費で充用されているのかどうかですね。そして、この予備費については、おそらく3,000万ぐらい、当初で組んでおられると思いますけれども、その予備費で充用されているのかというのをまず第1回目の質疑としてお尋ねいたします。これ、3回しかできませんので。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  柴田恭成議員の質疑にお答えをいたします。 まず、今回の補正予算におきまして、原城跡のシャトルバス運行及び交通誘導に要する経費として、企画振興部世界遺産推進室で367万1,000円を計上させていただきました。立ち入りを制限して、文化財である原城跡を保全するということから、教育費の文化財保護費の費目で計上をしたところでございます。 しかしながら、今年度、世界遺産として登録された原城跡につきましては、文化財保護の目的だけではなく、ご指摘のとおり、観光振興の目的も加わったことから、観光振興の目的もあるということも事実でございます。 したがいまして、31年度予算につきましては、文化財保護に関する部分と世界遺産を活用した観光振興に関する部分とを区別して予算要求をしているところでございます。ご理解をよろしくお願いいたします。 次に、それぞれの事業費の算出根拠でよかったですかね。(発言する者あり)すみません、これにつきましては、誘導員配置業務委託料として195万4,000円、それからシャトルバス運転手の賃金を56万4,000円、車借上料が97万2,000円……(「いや、それは分かっているよ。それは分かっているから、その積算根拠を」という柴田議員の発言あり)すみません。 誘導員配置業務につきましては、1月から3月の期間、誘導員3名を配置するという分で、1,000円掛ける8時間掛ける3名の58日、それに諸経費30%を掛けております。諸経費と、あと消費税ということになっております。 賃金につきましては、1月から3月の期間、運転するバス運転手1名の賃金で、単価810円の8時間掛ける87日で積算しております。 車借上料でございますが、マイクロバス29人乗り1台、3カ月の賃借料として32万4,000円の3カ月でございます。 燃料費を18万1,000円、これは単価が138円の15回、5キロということで87日で積算をしております。 それから、財源は予備費で充当されたのかということでございましたが、92万4,000円、シャトルバス関係を予備費充当させていただいております。 中身につきましては、シャトルバス運転手の賃金を32万4,000円、車借上料、先ほどの29名乗りのバスですが、これを49万6,000円、燃料費10万4,000円。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  柴田議員。 ◆6番(柴田恭成君)  そしたら、まとめて質疑をいたします。これ、3回しかできませんので。 そうしますと、予備費でされているのは、これは12月までの分を予備費でされているはずですね。これはまだ、今回の計上は予算が通っていませんから、これは事業実施できませんから。そして、今回、予算に計上されているのは、要するに今年度の1月から3月までの計上ということですね。それはよく分かりました。 そこで、まず1点目の、ここで教育委員会費として予算を計上しておる、これは非常に私はおかしいと、これは財政課長にも総務部長にも私は言いましたね。これは、世界遺産の推進室が、今、企画振興部に行っているわけですから、この事業を見た時に、これは誘導員にしても、例えばバスの借り上げにしても、これは教育委員会と関係ないんですよ。これは商工観光課でする事業ですから、やはり私はこれ商工費で上げてすべきだと。それで、これを上げたから、でしたら、款のところは流用できませんからね、ここはやはり私はきちんとすべきじゃないかなと。 ただ、今回、この計上されている分については、それは執行はできます。執行はできるけどね、私はやはりこの事務処理の仕方が非常におかしい。これは教育費で上げるべきじゃない。これは、あくまでも、例えば誘導するとか、シャトルバスというのは、これは観光目的ですから、そうするとこれは商工観光ですよ。教育費の文化財保護費とあなたたちしとるけど、文化財の保護には、これ何もこの事業は関係ないんです、文化財の保護には。でしょう。 ですから、ここは、やはりきちんと反省すべきは反省して、やはりこれは私は間違いだと、この計上の仕方がね。だから、それは執行するのはいいだろうけど、ただ一つの方法として、今回の企画振興部が、予算が別にあるなら、これは変えればいいわけであってというふうに私は思っとったけれども、やはりこういう予算を上げる時は、こういうやり方はおかしい。これは、あくまでも教育委員会は関係ないんですよ。これは観光ですから、やはり商工費で上げて、観光費で上げるべきだというのがまず第1点。そこを反省しているかどうかが、まず第1点。 それと2点目は、この予備費については、もうご承知のとおり、これは使途、使い方ですね。これを、目的特定しない、これは例えば予算が超過したとか、あるいはこれは執行機関で使途はもう限定されていますから、これは予備費で使うのは、私、いいと思う。 ですから、先ほど言いました、この予算がこういう事情であるならば、本来ならば予備費なら予備費をやっぱり充当しとって、例えば今、予備費でされているわけですから、予備費で今年度分は、これは3,000万ぐらい予算取っているはずですから、予備費で充用しとって、そして新年度に、これ続けていくんであれば、新年度にきちんとした予算計上するのが私は本来の姿だということを思っています。 ですから、そこのところをどういうふうに考えておるか、これ3回しかできません。 それともう一つ、交通安全協会、これは大体時給1,000円ぐらいでされておると思う。それは仕方ないだろうと思うけれどね、ただ、土日に関しては、これは交通安全協会には委託されていませんよね。そこのところ、どうして土日に限っては、私、交通安全協会に委託したほうが安くで済むと思うわけですよ。そこのところを、どういう事情でそういうふうにされているのかということを、まず2回目の質疑でお尋ねをいたしておきます。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  ただいまご指摘いただいている分につきましては、私のほうにも事前にご指摘があっております。 今回の件につきましては、ご指摘のとおり、やはり上げ方に問題があったというふうに反省をしているところでございます。 来年度につきましては、議員にもご説明をいたしましたが、組織自体もきちんともう一度整理をいたします。そういう中で、予算の組み方についても、先ほど企画振興部長が申しましたように、精査をいたしまして、きちんとやるというふうに考えているところでございます。 この件については、先ほど部長から申しましたように、いろいろとございましたが、何とぞよろしくお願いいたします。十分反省をさせていただいているという状況でございます。 それと、もう一点の予備費の件でございます。 議員おっしゃるように、今現在の部分は予備費で対応させていただいています。ですから、年間、あと残りの分を全部予備費というのも確かに考えられると思います。担当といたしましては、議会の時に補正予算を上げてご審議をいただくというふうな思いから、今回の要求をして上程させていただいたというところでございます。 今後のことも含めまして、そこはもう少し私ども、特に最終的に調整をした責任は私にございますので、事務的な責任はありますので、十分反省をしながら今後に取り組んでいきたいと思っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(林田久富君)  伊藤企画振興部長。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  交通安全協会の委託の件につきましては、交通誘導業務につきましては、当初予算のほうで予算をお願いしておりまして、既にもう民間のほうに4月28日から委託をしておりまして、それも3カ月程度の更新をずっと継続してやっておりまして、12月まで既に契約済みであったと、そういうことから、平日のみ交通安全協会のほうにお願いしたというところでございます。 今後につきましては、当然お安くなるほうで検討はさせていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  柴田議員。 ◆6番(柴田恭成君)  総務部長、これは私が言っているのは、今、これ反省されましたから、もう私もあまり強く言わんけどね、今回、教育費で上げるべきじゃないやつを、本当は商工観光費で上げんといかんのを教育費で上げている。だから、そういう上げ方をしているから、現在、今はまだ予算取っていないから、予備費を充用されているから、そういう計上を今回はされているから、これならこれを本当は取り消しまでして、そして予備費を充用する方法もあるんじゃないかというのが一つ。 そして、これ、今、総務部長は、私が2回目の質疑の時に予備費を充用すると、それは全然勘違い、私はそういうことを言っていない。ただ、これが今回、教育費で上がっとるのはおかしいから、ならば予備費でしとっていい方法もあるじゃないか。そしてもう一つ、今、総務部長がおっしゃったけど、これは補正予算で今回きちんとこうして上げるのが、これが正解なんです。あなたたちは、今回、1月からのを補正で上げている。これは、私、評価するんです。評価するけれども、ただ計上の仕方が間違っているんですよ。これ、予備費というのは、あくまでも、要するに予算でしとったけれども、その予算が超過しとった、あるいはまた、これは人が特定されていませんから、これは執行機関に委ねておりますから、その仕様については、もうこれは自由に予備費が使われてもいいんですよ、これ予算が超過しとったとかね。 ですから、そういうことで、今から先、やはりきちんとして、それでこういう曖昧な時はもう予備費でとりあえずしとって、そしてきちんとした予算計上をやはりしていかんといかんと。これ最後に、市長でも副市長でもいい、これ私の最後の質疑。その点、どういう考えか。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  柴田議員のご指摘はごもっともでございます。 先ほど、総務部長がご答弁申し上げましたように、今後、十分精査をしながら対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(林田久富君)  次に、7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 今、柴田議員の質疑を聞いておりましたけども、シャトルバスのことなんですが、この予算が教育委員会のほうに計上されておったんですよね。何で企画部長が答弁するのかなと私は思ったんですけども……(発言する者あり)いやいや、私、教育委員会のほうに予算が計上されておったということで、私は総務なんですけども、このように一応出しました。 原城跡へのシャトルバス等の運行は現状にある。今、運行してますよね。その予備費というのは知らなかった、私も。しかし、来年からのはしますというようなことで、今、予備費でしていたということで、なるほど柴田議員のおっしゃることは十分よく分かるんです。 私は、総務だから総務部長とか企画部長が答弁することに対しては、同じ総務部局だからということで遠慮していたんですが、今回の予算計上が教育委員会だったから、これ聞いていいのかなと、そしたら予備費でしとったということも聞けるかなと、そういう思いで通告したんですが、これは言うてはならないということで却下されましたので言いませんでしたけども、一応今、何でかなと、こう思ったので、すみません。 私が通告している分を読みます。 国、県補助金の返還が生じた要因の説明をと書いておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。田口福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(田口克哉君)  高木議員の質疑にお答えいたします。 議案第53号につきまして、国、県補助金の返還が生じた要因ということでございますけれども、まず福祉課所管分といたしましては、1人につき1万5,000円支給しました臨時福祉給付金、これの経済対策分が昨年交付されたわけですが、実績に基づきまして、これは県へ返還をするということでございます。 その次に大きいところで、障害者福祉費におきましては、障害福祉サービス給付事業の、これも県、国の負担金の返還でございます。交付申請時に、15の障害福祉サービスについて、各々それぞれ年間の所要額を見込んで、合算して算出してはおるんですけれども、その伸び率は、実績によって当初見込んだほど伸びがなくて、その分で返還金がこれも生じたということでございます。 次に、こども未来課所管分でございますが、これは主に児童措置費ですね、保育所の運営、活動支援事業におきましての補助金でございますが、これも返還が生じておりますが、これは利用者数の減による事業量の減少に伴って返還金が生じたものでございます。以上です。(「ほかのところ、なかとかな」という高木議員の発言あり) ○議長(林田久富君)  ほかの部局は、ないとかな。 高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  私は、こういうのを質疑に上げたのは、やはり当初はいろいろ考えてします。一生懸命、こういう事業に対しては努力されたと思うんですが、実際、最終的に残った場合は、そういうふうな返還しなければならないというのが原則なんですね。だから、私たちも、結局、補助金とか交付金を出しますけれども、その辺のところをちゃんと認識してもらって、返還をすべきことは返還してもらうということを私は常日ごろ考えておりますので、この辺の質疑をさせていただきました。 監査事務局も、この辺のところをよく認識されて、やはり今はそういう返ってくるようなことは、職員がなかなかそういう認識がないようですので、余った金は返してもらうようにというのが補助金の原則だと思います。交付金も、やはりよく考えて出すべきであって、そういうことを市民との間でもしていただきたいというようなことで質疑しましたが、その辺のところをしてもらっていいかなと思うんですが、その辺のところの考え方というのは間違っていますかね、私の今言ったのは。総務部長。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  間違っているか間違っていないかとお尋ねでございます。 基本は間違っていないと。もらい過ぎた分は、当然精算をして返すと、これはもう原則でございます。 ただ、職員も、先ほど部長が答弁いたしましたように、そういう中で積算をしたら結果的に伸びなかったということでございますので、ご了解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(林田久富君)  これで、議案第53号の質疑を終わります。 次に、議案第54号「平成30年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について、質疑の通告がありませんので、質疑を終わります。 以上で、議案第46号から議案第54号までの質疑を終結します。 日程第11、報告第15号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」、日程第12、報告第16号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」、以上2件を一括議題といたします。 これより質疑を行います。 まず、報告第15号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  7番、高木です。 今回も100対ゼロということで、職員の事故が、額を決めるということで議会のほうに上がってきておりますけど、この100対ゼロという事故というのは、もうこれ3件目ですね、これでね。 前回、私が、副市長の発言によって、あまりにも緊張感が足りないんじゃないだろうかということで、職員には少しどがんかこう、責任を取ってもらうような何かないんだろうかといったら、公務中の事故については責任を取らせられんということだったので、そういうことはないよという他市の所での会話を言ったら、事例を教えていただきたい、研究したいということだったんですが、私は事例を聞いたわけではないんですが、やはり職員に重大な過失が生じた場合には、そうではないと思うよというようなことをよその人から聞きました。だから、私もそれを言いたかったんですね。 重大な過失にあたるかどうかというのを今回判断したいと思いますが、この事故はどこであったのか、追突したということですけども、事故の原因を、相手のけがについて報告を。そして、職員の名前は、いつもこれは職員の名前も、その職員の担当の位置も分かりません、私たちには。そういうのも公表できないのかなと。そうすれば、私たちもチェックできます。ああ、この職員はもう何回目だろうかとかね。そういうのも知りたいという考えも出てきました。 そして、7級の部長の責任はどうなるのかなと考えたんですが、これは部長級と7級を作りましたよね、課長と部長の、6級から7級に。それは、やはり部長というのは、それだけの責任があるし、管理監督責任もあるというような、ああ、なるほどということで私たちもそれは賛成いたしましたが、そのようなことをしているんですから、この辺のところの、本人に責任を取らせられんということがまかり通るのであれば、せめて部長の管理責任というのは問うことができるんだろうかということで一応掲げましたので、答弁をお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  高木和惠議員の質疑にお答えをいたします。 報告第15号につきまして、事故の原因をとのご質問でございます。 まずもって、今回の事故により、皆様にまたご心配とご迷惑をおかけいたしまして、改めて陳謝を申し上げます。 また、被害に遭われた方に対しましても、心からお詫びを申し上げます。 事故の原因につきましては、前方の不注視によるものだというふうに、本人が言うには、若干眠たかったというふうなことも本人は申しております。 次に、相手方のけがについてのご質問でございます。幸いなことに、相手の方にはおけがはございませんで、当日も総務課長等が現場に行きまして、病院のほうにもというふうなことをお話をしたんだそうですが、もう大丈夫ですということで言っていただいたということの報告を受けているところでございます。 次に、職員の名前の公表をというご質問でございます。 事故を起こしました職員につきましては、庁舎間の運送業務を担当しておりました総務課の職員でございます。氏名の公表につきましては、南島原市職員の懲戒処分等の公表基準に関する要綱に該当しないため、大変申し訳ございませんが、氏名の公表は差し控えさせていただきたいと思います。 次に、部長の責任はどう考えているのかということでございます。 今回の事故に関しましては、不幸中の幸いにして、相手の方にけががなかったものの、一つ間違えると重大な事故につながったものと考えております。 事故を起こした職員に対しましては、文書による訓告処分、そして管理監督者としての責任として、私、総務部長と直属の上司だった総務課長には、市長から文書による厳重注意という処分を受けたところでございます。 こういう事故があるたびに、私も議会の場でお詫びを申し上げているところでございますが、改めて運転と法令遵守を全職員に徹底してまいりたいと思っております。しかしながら、また事故が起きております。それも踏まえたところで……(発言する者あり)まだ来ておりません。接触事故ではございますが、これも本当におっしゃるとおり、やはり職員に再度徹底しなければいけないと。(発言する者あり)はい。 それと、自分の車であれば、ここまでは多分事故も起きないのかもしれないと、それで、そういうふうな公用車も自分の車と同じように、そういう認識を持って運転をしていただくように、再度、職員に周知をしていきたいと思っているところでございます。本当にこのたびは申し訳ございませんでした。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  本当に詳しく、言いにくいことを私も質問しましたが、答えていただきました。ありがとうございました。 ここには、まだ1回目の質問をしていませんが、この保険料は、これは市民の税金ですよね、皆様のね。こういう話をすると、保険料が上がっとじゃないと言われるんですけども、私も何回か聞きました。保険料は上がらない、上がらないとおっしゃるんですけど、私たちの事故の場合には、もう保険でするなと言われるんですね。保険は掛けていますけど、保険ですれば高くなるぞというのがもう私たちには聞こえております。皆さん、そうお考えなんですが。 今の総務部長のあれで、またありますということで、あと1件、報告16があるんですが、それ以外にまたありますということだったので、いくら言っても言っても、本当私たちは思うんですが、自分の車じゃない、保険料も自分に関係ないと、そういうことなんですが、どのようなことを考えておられるのか、もう一回、市長に、ここに答弁者で市長と書いてありますので、市長の答弁をもらってよろしいでしょうか。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  それぞれの部署の職員が、車を運転する、あるいは利用する機会は本当に多くあるところでございますので、それぞれもう安全運転に気をつけて、法令遵守をというふうなことを今のところ言う以外に、私としては、車に乗るなとか、乗せないとか、全部外部委託とかと、そういうわけにもいきませんので、しっかりそれぞれが安全運転に心がけていくという以外に本当にないなという思いがいたしております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  今の市長の発言で思い出しました。この職員ですよ、今は元の位置で仕事されているのか、何か聞くところによると、今までしとった仕事から離れているということを聞いたんですけども、その辺のところの、事故をしたら今までのモチベーションから外れたところに行くということになっているのかどうか、私たちも今まで知りませんでしたけども、その辺のところの回答をお願いしてよろしいですか。副市長に聞きましょうか。 ○議長(林田久富君)  山口副市長。 ◎副市長(山口周一君)  現状では、まだ職場に復帰させていないといいますか、運転はさせておりません。様子を見ながら、復帰が可能であればしたいと思いますけれども、現状では、まだ運転するにはふさわしくないと言ったらおかしいですけれども、そういうふうな状況にないというふうに理解しております。 ○議長(林田久富君)  これで、報告第15号の質疑を終わります。 次に、報告第16号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」、質疑の通告がありますので、発言を許可します。7番、高木和惠議員。 ◆7番(高木和惠君)  報告第16号、これも100対ゼロの事故だそうですけども、これは衛生局ですかね、市民生活部長のところですよね。おたくのところで、こういう事故というのは何件ぐらいあっているのか、まず最初にそれをお尋ねします。 そして、事故の原因、損害保険料は、職員の金で払っとるわけじゃなくて税金で払っている、その辺のところをどう思われておるのか。 そして、職員の責任、また部署の責任、市民生活部長の責任、これは今、聞いて初めて分かったんですが、おたくたちも同じような懲戒処分をされているのかどうか、その辺もお願いいたします。 ○議長(林田久富君)  答弁を求めます。川島市民生活部長
    市民生活部長(川島進一君)  高木和惠議員の質問にお答えをいたします。 まず、報告第16号につきまして、事故の原因についてのご質問でございますけども、これは嘱託職員でありまして、事故の原因としましては、し尿くみ取り車を後退させる際の後方の確認不足でございます。 何件あったかということについては、その資料を持ち合わせておりませんので、現在のところ、分かりません。 あと次に、損害保険料は税金ということで、職員の責任と部長の責任についてのご質問でございますけども、事故を起こした嘱託職員につきましては、厳重に注意を行ったところでございますけども、あとの私たちの処分等については、私のところでは特にありません。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  ここの運転手は嘱託職員だったんですか。前は、職員でなければ運転はできないということを言われた時に、私も、職員じゃなかったって、それは免許証ば持っとけば嘱託職員でも運転させてもらってよかとにねと言うたことがあったんですけども、今は嘱託職員が運転しているんですか。 こういう事故になるので、今度、今から職員に運転させるということをお考えになりませんか。そしたら、嘱託職員さんも免れらすやろ。 ○議長(林田久富君)  川島市民生活部長。 ◎市民生活部長(川島進一君)  衛生センターの職員の今の人数上、嘱託職員でお願いしないと人がおりませんので、一応嘱託でお願いをいたしております。 ○議長(林田久富君)  高木議員。 ◆7番(高木和惠君)  市長、答弁のところに市長と書いてありますので、市長にお尋ねですが、最初の総務のほうでは何か処分が下されたと。市民生活部長のほうにはその処分がいっていないというのは、相手の事故された人が嘱託職員だからなのか、お尋ねしたいと思いますし、そして職員が足らないということなんですが、私は職員が足らないということよりも、最初のいきさつが、職員じゃなければ運転はできないということを現場で聞いていたんです、私たちは。だから、職員じゃなかったって、それは免許ば持っとけば、嘱託職員でもさせてもらってよかと思うけどというようなことを言ったことがあったので、職員の人数に限らず、安全面のところで、事故を起こさないためにも職員をと思っているんですけど、その辺のところも入れて答弁願いたいと思います。 ○議長(林田久富君)  松本市長。 ◎市長(松本政博君)  先ほど、市民生活部長が答弁したとおりで、今のところ進んでおりますので、私としては、そういう対応でというふうに今思っているところでありますが。 ○議長(林田久富君)  渡部総務部長。 ◎総務部長(渡部博君)  今、市長が答弁いたしました。若干だけ、ちょっとつけ加えをさせていただきたいと思います。 まずもって、嘱託職員でも公用車は運転をしていただいておりますので、どの時のお話なのか、私も承知していませんし、あれなんですけど、現段階では嘱託職員の方にも運転をしていただいているという状況でございます。 そして、全部職員でというお話でございましたが、なかなかそういうわけにもいきませんので、当然職員にも嘱託の方にも交通安全には十分気をつけていただきたいと思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(林田久富君)  これで、報告第16号の質疑を終わります。 以上で、報告第15号から報告第16号までの質疑を終結します。 なお、ただいまの報告第15号から報告第16号までの2件の報告につきましては、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告するものでございますので、以上の報告をもってご了承をお願いいたします。 日程第13、各議案の委員会付託を行います。 お手元に配布してあります付託表のとおり、それぞれの常任委員会へ付託いたします。 なお、議案第53号「平成30年度南島原市一般会計補正予算(第4号)」につきましては、それぞれ所管の常任委員会に分割付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 11日から13日までは常任委員会審査となっておりますので、それぞれ所属する委員会にご出席いただきますようお願いいたします。 次の本会議は12月20日、定刻より開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午後2時25分 散会...